GA-H67M

この前からいじっていたUbuntu機も問題なく稼働しているので、ソフトというよりハードをいじりたくなってきた。
なのでラズパイでもと思っていたが、この前CentOSでNASを作っていた時トラブルで外してしまったGigabyteのGA-H67Mマザー、どんな具合か起動試験をしてみた。

すると、BIOSまでは問題なく起動。

ただメモリースロットが2つあるうち片方がどうも死んでいる。なのでデュアルチャンネル動作ができない。ついているCPUはPentium G630Tの省電力CPUだった。

Core i3 3240もあるのでこれと入れ替えてみたら、

問題なく動作する。ためしにSSDとDVDドライブを繋いで、メモリは片チャンなので2GBしかないので、Ubuntuなら動くかと入れてみたらこれもれも問題なく稼働。

このまま捨てておくのはもったいないなあ。メモリーも方チャンながら8GBでもはめれば、Windows10も問題なく動くかもしれない。今使っているWindows10機の片方が古いパーツ(初代Core i)で10年ものなので、Core i3 3240CPUなら3年程新しくなるし動作の具合も少しはましになるかも。そうするかなぁ。メモリーが片チャンだめというのが気にはなるが...。

 

Ubuntu – ApacheとPHPを入れる

この前からいじっている、Ubuntu2004にApacheとPHPを入れてみた。PHPで小物作った時のテスト環境にと。

まずは、Apacheのインストール

$ sudo apt install apache2

 

yキーを押して、続行。

インストールが終わったら、ブラウザーでサーバのIPを入力、サーバー本体の場合localhostと入力して、以下が表示されれば、Apacheは正常に動作している。

次に、PHPのインストール。Apacheとのつながり部分も入れておく。

$ sudo apt install php libapache2-mod-php

yキーを押して、続行。

次に、あとでmysqlを入れたときの設定に便利なPhpMyadminを使いたいので、mysqlとのつながりや、gdなどのツール類も入れておく。

$ sudo apt install php-fpm php-common php-mbstring php-xmlrpc php-gd php-xml php-mysql php-cli php-zip php-curl php-imagick

その後、インストールが終わったら、一応PHPのバージョンを確認しておく。

$ php -v
PHP 7.4.3 (cli) (built: Oct 6 2020 15:47:56) ( NTS )
Copyright (c) The PHP Group
Zend Engine v3.4.0, Copyright (c) Zend Technologies
with Zend OPcache v7.4.3, Copyright (c), by Zend Technologies

続いて、追加の設定(rewrite等)とApacheの再起動。

$ sudo a2enmod rewrite
Enabling module rewrite.
To activate the new configuration, you need to run:
systemctl restart apache2

$ sudo systemctl restart apache2

PHPがちゃんと入ったかどうか、テスト。info.phpというファイルをApacheのドキュメントルートに作成。

$ sudo nano /var/www/html/info.php

内容は、phpinfoを実行する簡単なもの。

<?php
phpinfo();
?>

そして、ブラウザーで、サーバーのIP/info.phpを入力して、以下のようなものが表示されたらOK。ipはサーバ本体ならlocalhostでもOK

最後に、PHPの設定をいじる。設定ファイルは、/etc/php/7.4/apache2/php.iniにあるはず。

$ sudo nano /etc/php/7.4/apache2/php.ini

今回は、扱えるファイルの容量を増やしておく。WordPress等でファイルの容量が小さいと困るので。nanoなどのテキストエディタの検索機能を使って、post_max_sizeとupload_max_filesizeを設定。

memory_limit = 128M
post_max_size = 50M
upload_max_filesize = 50M

このphp.iniは色々と設定をいじることもある。今回はこの2点だけで終わり。

最後に念のためapacheの再起動。

$ sudo systemctl restart apache2

今後は、MySQLやphpMyAdmin、WordPressなどを入れてみるかなあ。

 

Ubuntu-samba追加設定

Ubuntu機には、Ubuntuをインストールした2TBのHDDの他に、500GBのHDDがもう3台ついている。どれも古いものばかり。新しくても2014年、古いものは、2009年の製造。

CentOSでNASを作っていたときは、sambaの設定で各HDDを別々の共有領域にしていた。

今回は、こちらも面倒くさいので、/home/shareのsamba共有フォルダーに、各HDDをマウントして、sambaの最初の1つの共有のみでアクセスできるようにしてみた。

まずは、/home/shareのフォルダーの中に各HDD用のマウント用フォルダーを作成。分かりやすいように、HDDの型番の一部をフォルダー名にしておいた。

まず、/homeに共有用のフォルダーを作成。フォルダー名hdp725050の場合。
$ sudo mkdir /home/share/hdp725050

そこへ、HDDをマウント。マウントはGUIのディスクアプリから行った。

「ユーザーセッションのデフォルト」をオフにして、「システム起動時にマウントする」にチェックを入れる。「表示名」は分かりやすくするため、HDDの型番にしておいた。そして、「マウントポイント」に作った共有用フォルダーを指定する。

ただ、これだとフォルダーがユーザー専用になってしまうので、chownやchmodでsambaで共有可能なように設定する。HDD3個分を行った。

まず、/homeの共有用のフォルダーのオーナの変更。フォルダー名dt1050の場合。
$ sudo chown nobody:nogroup /home/share/dt1050

そして、アクセスの権限の設定。
$ sudo chomd 777 /home/share/dt1050

そして、sambaの再起動
$ sudo systemctl restart smbd

Windowsマシンに移動して、ネットワークにUbuntuマシンのIPを入れて、追加共有したフォルダーが見えれば動作OK。

10年物のHDDがどのくらいもつか分からないので、なんとも言えないが使える間はこれでやってみよう。一応UbuntuのNAS完成ということで。

Ubuntuマシンを再構築

Ubuntuマシンを再構築。

どうもHDDを入れ替えたり動作を確認したりしていたら、sambaの共有が不安定になったので、いっそうのことまたインストールしなおした。ついでにHDD起動としてみたが、起動もそれほど遅くないので、このままつかっていくことにした。せっかくのSSDは外してしまった。
インストール時にこの前までは、グラボのドライバも自動でダウンして入れるようにしていたら、今回インストーラが落ちる。なので、インストール時はそういった追加のドライバをいれないようにした。

「アップデートと他のソフトウエア」の所で、「グラフィクスとWifi・・・」のチェックを外した。

2TBのHDDをメインにしたので、これは2010年製造で48個ほど代替セクタがでているので、いつまでもつか???だけれども、今のところ調子はいい。

sambaの共有は、めんどうくさいのでパスワードなしのアクセス自由なモードにしてみた。
最初はファイアウォールが動作しているかチェック
$ sudo iptables -L
$ sudo ufw status
「状態: 非アクティブ」と出れば、動作しておらず外部からアクセス自由の状態。
そしてsambaのインストール

$ sudo apt install samba

インストール終了後、まず、/homeに共有用のフォルダーを作成。
$ sudo mkdir /home/share
アクセスモードを変更
$ sudo chmod 777 /home/share

次に、samba設定ファイルの修正(nano使用)
$ sudo nano /etc/samba/smb.conf

修正したのは以下の所

[global]
unix charset = UTF-8  <ー追加
dos charset = CP932  <ー追加
## Browsing/Identification ###
# Change this to the workgroup/NT-domain name your Samba server will part of
workgroup = XXX   <ーワークグループ名
# server string is the equivalent of the NT Description field
server string = %h server (Samba, Ubuntu)
netbios name = YYY   <ーネットバイオス名
#### Networking ####
# The specific set of interfaces / networks to bind to
# This can be either the interface name or an IP address/netmask;
# interface names are normally preferred
interfaces = 127.0.0.0/8 192.168.0.0/24   <ーネットワークの範囲に合わせる
# This option controls how unsuccessful authentication attempts are mapped
# to anonymous connections
map to guest = bad user    <ーここは#があったら削除

最後の行に追加で共有の設定を書く

[share]
path = /home/share
writable = yes
guest ok = yes
guest only = yes
force create mode = 777
force directory mode = 777

そして、sambaの起動
$ sudo systemctl restart smbd

Windowsマシンに移動して、ネットワークにUbuntuマシンのIPを入れて、フォルダーが見えれば動作OK。

インストール完了後、バックアップデータを書いたりしてテスト中。

今のところ順調に動作。SSD起動よりも若干遅いが、Linuxは軽いので、Windowsのように延々と待たされるほどではない。

 

Ubuntuにsamba – 準備

Ubuntuマシンにsamba稼働の前準備に、この前Windows10 2004のマシンで交換した古~ぃHDDを取付けた。

2TBのHDDは、やはり48個の代替セクタが出ている。

しかし普通にNTFSでマウント出来て中のデータは読める。マウントの設定だけはやっておいた。まず、ギアアイコンにてオプションの設定。

メニューから、「マウントオプション」を選択。

一番上の「ユーザーセッションのデフォルト」をオフにしておく。また、「マウントポイント」を分かりやすい物にしておく。HDDの型番にしておいた。

「表示名」も分かりやすいものにしておく。こちらもHDDの型番にしておいた。

これでNTFSのまま、マウントされて中のファイルも見える。

$ ls /mnt/hds722020 -l
合計 9
drwxrwxrwx 1 root root          0 6月 18 16:07 ‘$RECYCLE.BIN’
drwxrwxrwx 1 root root          0 6月 19 08:29 CASPER
-rwxrwxrwx 1 root root     528 6月 19 08:28 MediaID.bin
drwxrwxrwx 1 root root          0 6月 19 07:55 ‘System Volume Information’
drwxrwxrwx 1 root root  4096 7月   2 19:19  crystalreportviewers12
drwxrwxrwx 1 root root  4096 8月 17 06:55 work2

しかし、sambaでの共有ができるかは不明。なにしろ、sambaでの共有の前準備でやるchown、chmodがうまくゆかない。これは当たり前。Linuxのファイル管理とは違うNTFSのままなのだから。sambaがうまく読み書きできるかが問題。

 

Linux機(Ubuntu)ケース入替

NASとして使うためにsambaを入れる前準備。Linux機(Ubuntu)はスリムケースに入っているので、HDDをいくつか付けるのはちょっと無理。なので、以前NASを動かしていたミドルタワーケースに入れ替えることにした。
まずは取り外し。
ハードは、
CPU : Core 2 Duo E8500
マザボ:GIGABYTE GA-EP45UD3R
メモリ:4GB (2GB PC2-6400 DDR2 800 2枚)
SSD : SiliconPower SSD A55 128GB
グラボ:nVIDIA GeForce GT520 1GB

入れ替えは無事終了。SSDもこの前買っておいたアダプタでちゃんと固定しておいた。

HDDは試しにあった1TB1台と500GB2台をつけてみた。

ところが、1TBHDDはSMARTの代替えセクタが1696も出ていて、流石にこれはダメということで外した。

また、500GBの方も1台が最初は動いてるようだったが、Ubuntuを再起動したりしていると、起動時どうも問題が発生して起動しなかったりする。また、HDDの初期化などをしてみると異常に時間がかかったり、マウントしようとしてもこれも異常に時間がかかったりするので、これも使えないようだった。結局500GB1台だけでやってみることになった。2009年製のもっとも古いものが残った。sambaを仮設定して500GBの容量でNASとして運用してみよう。まあそのうち新品のHDDを調達しないと。今回使ったHDDもどれも10年位の古さで新しくても2012年製。新しいものの方がトラブルが出た。

起動時トラブルも出たので、もう一度Ubuntu 20.04を入れなおした。入れなおしてからは快調。webブラウジングや文書作成などもLibreOfficeでなら十分使える。完全MSフリー。YouTubeなどの動画も問題なく見れる。ただ、CPUやグラボが古いので、動画再生時はCPU負荷が50%~90%位になる。まあ仕方がない。

 

Ubuntu 20.04 LTS のサーバ化設定 その2

ファイアウォールの動作確認と設定の確認。
$ sudo iptables -L

動いてはいるが、どうも設定はなし。まあ通常のインストールなので、ファイアウォールの設定はないのだろう。Centosなどは、最初から一定の設定で動いているのだが...。
ちなみにCentOS等での初期設定ではこうなっている。

さらには、Ubuntu用のファイアウォールのツールufwもためしてみた。
$ sudo systemctl status ufw
$ sudo ufw status

こちらも動いていなかった、設定もなかった。sambaを入れても問題なく稼働しそう。

Ubuntu 20.04 LTS のサーバ用化設定 その1

1.OpenSSHの動作確認。
まずはインストール。

:~$ sudo apt install openssh-server
パッケージリストを読み込んでいます… 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています… 完了
openssh-server はすでに最新バージョン (1:8.2p1-4ubuntu0.1) です。
openssh-server は手動でインストールしたと設定されました。
アップグレード: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 0 個、保留: 0 個。

どうも、入っていはいたようだ。バージョンは?

:~$ ssh -V
OpenSSH_8.2p1 Ubuntu-4ubuntu0.1, OpenSSL 1.1.1f 31 Mar 2020

OpenSSH稼働

:~$ sudo systemctl start ssh

稼働試験、

:~$ sudo systemctl status ssh

 

Windows側からの接続試験。

 

 

PC避難解除

2階に避難させていたPCを元の1階の定位置に戻した。

それともう一つWindowsとLinuxのダブルブートはやめて、前にLinuxを入れていたスリムケースの方にUbuntuの入ったSSDを取り付け、2階の避難させていた場所に置いた。

これでWindows使用中もわざわざ再起動せずともUbuntuが使えるようになった。スリムケースの方はもともとLinuxを動かしていたが、その時は結構安定して動いていたようだったが、今回SSDをつけて起動してみると、どうも不安定。もともとマザーがオーバークロックのようにしてCPUのクロックを出していたので、それでメモリーが不安定なのかと思い、それをやめて3Ghzのきりの良い周波数にしてみた。するとまあいいみたい。UbuntuだがそのうちHDDを増設してsambaを動かしまたNASのようにしてみよう。とりあえずSSH接続だけはできるようにしてみた。

こういったサーバなら普通にできることがやはりUbuntuではなかなか普通にできない。サーバ用OSの設定ではないからだろう。まあ慌てずゆっくりやろう。

Windows10のHDDトラブル

Windows10の最新版をいれて試験中のPC、HDDを複数台まとめて使っているとアップデート後、記憶域がRAWと表示され読めないというトラブルもあるようなので、この前NASから外したHDDをつけてみた。

問題なく認識して、読み書きも問題なくできる。起動ドライブがSSDだと問題が出るとの話もあったので、これも試してみた。crucial BX500 CT480にWindows10、Silicon Power A55 SP128GBにUbuntu2004、差し替えて起動を選択できるようにした。

快適。

どうもこのトラブルは複数のHDDをRAIDなど1つの記憶域にまとめていると起こるらしい。HDDの信頼性アップでそうしている人も多いのでは。そうなるとアップデートしたとたん、データが読めなくなるのでは怖い。まあ、HDDをフツーに接続して使っている場合は特に問題は出ないようだ。

HDDからSSDへの移行はcrucialに付属のバックアップソフトでHDDのクーロンをSSDに作成して、差し替えた。

問題なく起動した。HDDをSSD化しようと考えている人にはcrucialのこのサービスは便利。ちょっと高くてもいいかも。

また、定期的にクーロンを作っておくと、SSDにもしもの時クーロンのHDDから新品SSDへOSを戻せるので、これも便利かもしれない。

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