Fedora16がリリースされたので、さっそくアップグレードしてみた。
まずは、一番影響のなさそうな普段使いのノートPCから...。
端末から、preupgradeのインストールと実行
[]# yum install preupgrade
Loaded plugins: langpacks, presto, refresh-packagekit
Setting up Install Process
Resolving Dependencies
–> Running transaction check
—> Package preupgrade.noarch 0:1.1.10-1.fc15 will be installed
–> Finished Dependency Resolution
~~~ 中略 ~~~
Running Transaction
Installing : preupgrade-1.1.10-1.fc15.noarch 1/1
Installed:
preupgrade.noarch 0:1.1.10-1.fc15
Complete!
そして実行
[]# preupgrade
実行すると、GUIのpreupgradeが起動。
Forwardをクリック。すると、アップグレードできるFedoraのリリースが表示される。今回は出たばかりなので、当然Fedora16の1個。Applyをクリック。
すると、ダウンロードが始まる。
端末側でも色々やっているのが見える。
準備が終わると、再起動になる。Reboot Nowをクリック。
PCが再起動し、アップグレードが始まる。これは、新規インストール時と同じくらいかかるので、しばし待つ。
ノートPCはCeleron430(1.7GHz)なので、1時間半程度かかった。
いよいよFedora16が起動。ユーザーIDはもとのままなので、パスワードをいれる。
なんか深海のような壁紙で起動。
どうも、新しい壁紙は気に入らなかったので、Fedora15の時の、スズメの壁紙に変えてしまった。さあて、一番心配だったのが、色々なソフトや設定の互換の具合。ノートPCはサーバ類やデータベースは稼動させてないので、その点は問題は少ない。操作性もgnome3でまったく一緒のようだ。ただ、動画プレーヤがちゃんと動作するか心配だった。そもそもFedora14用なのであった。
動かしてみると難なく動画が再生された。これで一安心。
以前のバージョンでは、このpreupgradeが問題が発生することが色々あったが、だいぶ安定してきたようだ。しかし、稼働中のサーバで直接するのは、ちとこわい。
ApacheやVSFTP、MySQL、sambaなどが動いていると、どうなのかは、今度先日から作りかかっている、バックアップサーバで試してみよう。