ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-2

■インストール後にすること-2 ネットワークの設定 サーバーにするために固定IPをふる。インターネットには、ルーター経由で、LAN接続しているので、ルータの設定を参考にして、固定IPアドレスをどうするか決めて、それを設定 … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-2” の続きを読む

■インストール後にすること-2 ネットワークの設定
サーバーにするために固定IPをふる。インターネットには、ルーター経由で、LAN接続しているので、ルータの設定を参考にして、固定IPアドレスをどうするか決めて、それを設定する。
設定は、gnomeのデスクトップなら、「システム」->「管理」->「ネットワーク」と選択すると、ネットワークの設定ができる。

ネットワーク設定が出るので、「デバイス」タブをくりっくして、eth0がきちんと認識されているかを確認、そして「編集」をクリックすると、eth0の詳しい設定が出来る。

イーサーネットデバイスが表示されたら、「コンピュータの起動時にデバイスを起動」にチェックを入れる。サーバーなので、起動時に自動的に起動したほうがいいので...。また、固定のIPアドレス設定をクリックして、アドレス・サブネットマスク、デフォルトゲートウェイアドレスを設定。1番目のDNSも設定。

再起動してみて、ネットワークが安定しているか試してみる。FireFoxなどで、インターネットアクセスしてみれば、簡単にOKかどうか分かる。

うまく接続出来てないときは、右上のネットワークのアイコンを右クリックして、接続できているか確かめる。うまくいかないときは、上記ネットワーク設定を確認してみる。

■SSHによるLAN内リモート接続
ネットワーク接続が安定してきたら、Tera TermからLAN内よりのリモート接続してみる。
接続できたら、リモートからサーバが色々管理できる。

ユーザでログインし、su – でrootにログイン

ログイン出来たら、アップデートを実行じておく。

アップデートが終わるまでしばらく待つ。

■ntpdで、時刻合わせ
サーバなので、時間がずれるのはちょっとこまるので、ntpdで自動的に時刻を合わせ続けるようにしておく。
まずは、yumでインストール

もう、はいっていたようだ。
つづいて、時刻を合わせる先、日本標準刻のサーバの設定。
http://www.jst.mfeed.ad.jp/のサーバを使わせてもらう。
viで、/etc/ntp.conf を編集。
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp

を追記、Fedoraの方はコメントアウトしておく

設定がすんだら、起動。

しばらくしてからntpq -pで、どのくらいあってきているか確認してみる。

自動起動するよう設定。

■lm_sensorsで、サーバのハードの管理
まず、yumでインストール

インストールが終わったら、sensors-detectで、ハードの認識。だいたい「enter」キーを押すとよい。

認識が終わったら、sensorsコマンドで、マザボやCPUの状態が見れる。

■VNCサーバのインストール
SSHで、コマンドラインでリモート操作はできるが、gnome経由で、グラフィカルにリモート操作できるようにする。VNCサーバーを使っている。まず、yumでインストール

yum -y install tigervnc-server

VNCクライアント(Viewer)を持ってくる。

RealVNC(http://www.realvnc.com/)から
ダウンロード
VNCサーバの起動
VNCサーバを起動し、画面サイズを800×600にする#

# vncserver -geometry 800×600

パスワードを聞かれる

You will require a password
Password:
Verify:

VNCサーバが起動する。
ファイアーウォールが稼働しているときは、穴を開ける。
「システム」->「管理」->「ファイアーウォール」と選択する。ファイアウォールの設定が表示されたら、左にあるその他のポートをクリックする。そして、右の追加ボタンをクリック。

VNCが使用するポートは5901から、使う分だけで設定する。

これで、サーバー側での設定は終わり。
クライアントに移動して、
VNC Viewerを起動して、接続先の「DNS名かIPアドレス」 「:」 「ディスプレイ番号」
を入力。
ディスプレイ番号は、1つしかVNCサーバを使っていない場合は、たいてい1。

接続出来た。これで、gnome経由のグラフィカルなリモート操作も可能。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-1

■インストール後にすること-1 インストールが終了し、再起動し、Fedora13が起動したら、インストールはうまくいっている。うまく起動すると「ようこそ」の画面が出るはず。「進む」をクリック。 次に、ライセンスの説明がで … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その3-1” の続きを読む

■インストール後にすること-1
インストールが終了し、再起動し、Fedora13が起動したら、インストールはうまくいっている。うまく起動すると「ようこそ」の画面が出るはず。「進む」をクリック。

次に、ライセンスの説明がでる。Fedora13はGNU General Public License version 2 のライセンスの制限や義務がある。確認して「進む」をクリック。

次は、ユーザーの設定。ユーザーはあとで追加出来るが、最低1つは作っておかないといけない。ユーザーの設定がすんだら、「進む」をクリック。

次は、日付と時刻。マザーボードの日付があまりに違っているときは、合わせておく。正確に合わせるのはあとでntpdでやるので、大体の時間でいい。

次は、ハードウエアのプロファイルを送信するかどうか。ここは、「プロフィールを送信しない」にチェックを入れて、「終了」ボタンをクリック。

「プロフィールを送信しない」を選択していると、考え直すかどうか聞いてくる。「いいえ、送信しません」をクリック。

すると、ログイン画面になる。先ほど作成した、ユーザーを選択し、パスワードを入力、「ログイン」ボタンをクリックすると、ログイン出来るはず。

これで、インストール完了!!。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-2

■Fedora13のインストールの詳細-2 つづいて、インストールタイプの指定になる。 新規インストールなので、一番上の「全ての領域を使用する」を選択。そして、下の「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入 … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-2” の続きを読む

■Fedora13のインストールの詳細-2
つづいて、インストールタイプの指定になる。
新規インストールなので、一番上の「全ての領域を使用する」を選択。そして、下の「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入れておくと、あとで、色々パーティションを変更したいとき便利。

「パーティションレイアウトの再確認と変更」にチェックを入れておくと、下のようなパーティション内容が表示される。最初はrootのみだが、/homeや/varなどを別に作ってもよい。この場合、/の選択し、下の「編集」ボタンをクリックして、領域を減少させてから、あいた部分に「作成」で新しく作ると良い。

次へをクリックすると、フォーマットの警告が出る。「フォーマット」ボタンをクリックする。

つづけて、「変更をディスクに書き込む」のボタンをクリック

とHDDのフォーマットが始まる。しばし待つ。

次は、ブートローダー。今回HDDに新規にインストールしているので、特に変更はない。「次へ」をクリック

フォーマットが終わると、次は、インストールするソフトウエアの選択だ。今回は、WWWサーバが目的なので、「Webサーバ」を選択。下の、「今すぐカスタマイズする」をクリックしておく。後でゆっくり入れてもいいが、ここでいれておく。

「今すぐカスタマイズする」をクリックしておくとインストールするソフトの選択になる。最初は、「ディスクトップ環境」。ここは「gnome」をチェックグラフィカルディスクトップも入れないでおく方法もあるが、あとで、VNCでリモート操作をしたいので、入れておく。やはりGUIの方が、普段なれているので、操作しやすいというのもある。

次は、「アプリケーション」これは、サーバなので、最低限にしておく。「エディタ」は必須だな。色々設定をいじくるとき便利に使える。「グラフィカルインターネット」もあると、回線の接続チェックなどのとき便利。

次は、「開発」。サーバーで開発することはないと思うので、ここは、アップデートや追加インストール時に必要な「開発ツール」や「開発ライブラリ」を選択。

次のサーバは、稼働させるサーバを選択。今回は、Webサーバはもちろん、Windows用ファイルサーバ、それに、サーバ設定ツールも入れる。これがあるとサーバ設定がGUIで出来て色々便利。

次は、「ベースシステム」。ここは、「システムツール」や「ハードウエアサポート」にチェックを入れる。Javaは必要だったら入れる。「X Window System」は当たり前。

その他、「ベース」や「入力メソッド」、「管理ツール」にチェックを入れる。入力メソッドは、サーバとはいえ、ちょっとした時、日本語が使えると便利。

次に「言語」は特に何も追加はなくてもよい。

終わったら、下の「次へ」ボタンをクリックすると、インストールが始まる。まず依存関係のチェック。

その後、パケージのインストールが始まる。ここも時間がかかるのでしばし待つ。

インストールが終わると、再起動になる。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-1

■Fedora13のインストールの詳細-1 Fedora13のDVDイメージをダウン後、DVDに焼いてPCにセット。DVDより起動させると、インストーラが起動する。今回64bit版にした。 起動すると、まず、DVDメディ … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2-1” の続きを読む

■Fedora13のインストールの詳細-1
Fedora13のDVDイメージをダウン後、DVDに焼いてPCにセット。DVDより起動させると、インストーラが起動する。今回64bit版にした。
起動すると、まず、DVDメディアのテスト画面となる。ここは、「Skip」でいい。

今回、インストーラはグラフィカルで起動。CPUは3GHzだし、グラフィックもオンボードながらATI Radion HD4200相当で、HDMI出力もできるので、余裕だし、メモリーも1GBでこれも余裕だ。グラフィカルインストーラは、グレーを基調としたカラーリングに変更された。おとなしい画面になった。「Next」ボタンをクリック。

次は、言語の選択。これは「日本語」を選択し、「Next」ボタンをクリック。

次は、キーボードの選択、これも、「日本語」を選択し、「Next」ボタンをクリック。

と、ここまでは、以前と同じだったが、これからがちと違うようになった。インストール先の選択。ここは、上の「基本ストレージデバイス」を選択。下はどうもメインフレームを使っているいるときのようだ。

と、次はエラーが出た。これは、新品HDDを使ったせいだ。MBRに何もかかれていないからだろう。これは当然「全てを再初期化」をクリック。

次は、ホスト名。ドメイン名が決まっているときは、入力。LAN内でのファイルサーバなども場合も、なにか入れておくと、Windows側から分かりやすい。

次は、タイムゾーン。これは「アジア/東京」。通常はこれでOKだが、WWWサーバやメールサーバーで、海外とのやりとり多い場合、時差が発生するので、下の、「システムクロックでUTCを使用」にチェックを入れておく。それ以外は、チェックははずしておいて、日本のローカルタイムで運用すればいいだろう。

つぎは、rootのパスワード。パスワードは重要なので、パスワード作成ツールなどを使い、出来る限り複雑なものを作っておいた方がいい。

つづく...。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2

■ OSのインストール ハードが準備できたので、つぎはOS。もちろんLinuxだが、Fedora13の64bit版にしてみた。CPUの性能をフルに発揮させ、セキュリティの面でもなにかと都合がいい。 最近は、サーバ用OSと … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その2” の続きを読む

■ OSのインストール
ハードが準備できたので、つぎはOS。もちろんLinuxだが、Fedora13の64bit版にしてみた。CPUの性能をフルに発揮させ、セキュリティの面でもなにかと都合がいい。
最近は、サーバ用OSというとCentOSという呼び声も高い。また最近売り出し中のUbuntuなどもある。しかし、REDHAT時代から使ってきて、Fedoraで採用された仕組みは、そのうちRedhatのエンタープライズに採用されるとのことなので、Fedoraに執着している次第。
早速、ダウンしていた、Fedora13の64bitのDVDのISOをDVDに焼いてインストール。手順はFedora12とほとんど同じなようだ。そしてめでたくインストール終了。

インストール手順はそのうちに...。

そして、インストール後、VNCサーバと、lm_sensors、sambaにて共有のテスト、NTPDで時刻の合わせなどを行った。
Apacheもインストール時に、wwwサーバを選んだので、めでたく稼動と、ここまでは順調。

ぼろサーバ改め新サーバの作成-その1

■ ハードの準備 この前から作っていた、ぼろサーバだが、マザーやCPUなどもう10年ものも多く、今後どのくらい動いてくれるか分からないので、ちょっと本格的に使うには心配だ。なので、折角作ったが、これはバックアップサーバと … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その1” の続きを読む

■ ハードの準備
この前から作っていた、ぼろサーバだが、マザーやCPUなどもう10年ものも多く、今後どのくらい動いてくれるか分からないので、ちょっと本格的に使うには心配だ。なので、折角作ったが、これはバックアップサーバとして置いておき、もしものときに切り替えてつかうこととした。そして、本格運用できるサーバを作ることとした。
この前使用していた。ASUSのマザーM4A785D-Mだが、性能的には問題もないが、ひとつ、FDD用のインターフェイスがないのが気に入らなかった。そこで、GIGABYTEのMA785GM-US2Hへと入れ替えた。ASUSのマザーは余ったので、これを使い新サーバを作成することとした。結構機能がふんだんで、サーバにはちともったいない気もする。一応、Atomでの、超低消費電力サーバとも思ったが、今回余ったマザーがもったいないので、Atomは次の機会にした。CPUは、マザーの関係でAMDとなるのだが、価格も安く消費電力も65Wと小さいAthlonⅡX2_250にした。これとてFSBは3Ghzだ。超高速サーバになる。
メモリーはCFDの1G、PC2-6400のものがあまっていたので、これを使用。
HDDは、500GBの新品を導入。HDDは一番壊れ易いので、新品のHDS721050CLA362 (500GB SATA300 7200)(HGST [日立グローバルストレージ])を選択。結構安い。RAIDにはせず、もしもの時は、バックアップサーバにサーバごと切り替える。
ケースは前と同じものを使用したが、電源が結構古い。4-5年は経っているので、電源をケチってトラブルで止まるのもいやなので、新しいものにしようと思ったが、さて、どれにするか悩むこととなった。電源容量は300W程度あれば十分なのだが、なるべく安く丈夫なものをと、色々調べていたら、昔の電源で結構もっている電源の内部構造と良く似たものがあった。接続ケーブルを最新にしているような感じだ。それはZUMAXのZU-360Bだ。価格も結構安い。これなら安いが大丈夫かな?!
これで、晴れて組み入れ。

電源を入れて、起動試験。すると、マザーのチップセットが大きいヒートシンクがついてるが、結構熱くなる。なので、HDDマウンタを使い、ファンをつけた。
今回使用した部品
■CPU
Athlon II X2 Dual-Core 250
■マザーボード
M4A785D-M PRO(ASUSTek)
■HDD
HDS721050CLA362 (500GB SATA300 7200)(HGST [日立グローバルストレージ])
■電源
ZU-360B(アビー [abee])
■検討したAtomのマザー
BOXD510MO(INTEL)

ぼろサーバの作成(Linux)-その8

○ VNCサーバの起動 LAN内のリモートから、操作をしたいときは、まずはSSH経由のTera Termでやっている。 しかし、GUIも便利なので、VNCサーバを起動させ、リモートからはVNCビュアーで接続する。 Win … “ぼろサーバの作成(Linux)-その8” の続きを読む

○ VNCサーバの起動
LAN内のリモートから、操作をしたいときは、まずはSSH経由のTera Termでやっている。

しかし、GUIも便利なので、VNCサーバを起動させ、リモートからはVNCビュアーで接続する。
Windows用のVNCはRealVNCからダウンロードする。そして、接続するWindowsに入れておく。VNCビュアーはリモートへ接続する場合に使用するが、VNCサーバもWindows用がある。これを入れるとWindows同士でも接続できる。これも便利。
Fedoraでは、yumでインストールする。

# yum install vnc-server

インストールの様子

以前とは、名前が変わって、tigervnc-serverという名前になっているようだ。
そして、インストールが終わったら、VNCサーバを起動する。

# vncserver -geometry 1024×768

この1024x768というのは、ビュアーの画面の大きさ。最近の液晶モニタはHD並みの解像度があるものも多いので、この位の大きさでも丁度いい感じだ。以前は800x600でやっていたが、この場合は結構そうさがしにくかった。起動させると、パスワードを聞いてい来るので、VNCサーバ用にパスワードを設定する。
起動の様子

起動したら、リモート側からVNCビュアーを起動して、FedoraマシンのIPアドレスとディスプレイ番号(最初はたぶん:1でいい)を入力。

OKボタンをクリックすると、パスワードを聞いてくるので、先ほど設定したパスワードを入れる。
そうすると、Fedoraのディスクトップが見れる。

gigabitLANだと、操作も軽快で、直接操作しているのとさほどかわりない。
昔は、最初の起動時は、twmが起動して、Xの中ではもっとも軽いが、簡単な操作しか出来なかった。なので、gnomeを起動するよう、VNCの起動設定ファイル(/root/.vnc/xstartup)を下記の様に書き直さないといけなかった

#twm起動をコメントアウト
#twm &
#最終行にexecを追加
exec gnome-session

が、最近は書き直さなくとも、すぐにgnomeが起動するようになった。

ぼろサーバの作成(Linux)-その7

○ sataraid-pciのbiosアップデート 1TBのHDDは、USB2.0でつないで、まあOKなのだが、玄人志向のSATARAID-PCIが500GBしか使えないのは、今から先1TBや2TBが主流になりつつあるな … “ぼろサーバの作成(Linux)-その7” の続きを読む

○ sataraid-pciのbiosアップデート
1TBのHDDは、USB2.0でつないで、まあOKなのだが、玄人志向のSATARAID-PCIが500GBしか使えないのは、今から先1TBや2TBが主流になりつつあるなか、なんとかならんかなあと思い、調べてみた。すると、玄人志向はもともとサポートはしない代わりに、BBSがあるが、ここにまさに1TBのHDDが認識しない事を書いている人がいた。すると、このカードのチップメーカーシリコンイメージにBIOSがあるらしい。

これ幸いと、さっそく試してみた。結果はOK。
アップデートの様子

なんだか、手順が逆だな、こういう障害が出たらまずBIOSをアップするのが普通なだなあ。そういうことで、USB2.0の接続ツールはふたたび外してしまった。
Fedora起動後、さっそくFDISKで状況を探ってみた。

# fdisk -l
ディスク /dev/sda: 82.0 GB, 81964302336 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 9964
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
ディスク識別子: 0xd711d711
デバイス  ブート  始点  終点  ブロック   Id システム
/dev/sda1  *     1    26   204800  83 Linux
パーティション 1 は、シリンダ境界で終わっていません。
/dev/sda2       26   9964 79830998+ 8e Linux LVM
ディスク /dev/sdb: 1000.2 GB, 1000204886016 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 121601
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
ディスク識別子: 0x7928ba6e
デバイス  ブート  始点   終点    ブロック  Id システム
/dev/sdb1       1   121601 976760001 83  Linux
—- [以後略] —–

という感じで、見事に認識している。
USB2.0接続の時と同じ /dev/sdb1 で認識しているので、この前使ったシェルスクリプトもそのまま使える。fstabに書いても良いが、まあ、サーバも、起動時すべて動かさず、起動スクリプトで動かすのも乙な感じなので、しばらくはこれで使ってみよう。
うふふ。今後は、2TBがまた使えるか心配だなあ。まあそのうち試してみよう。
思えば、最初、DOS/V機を組み立て始めた頃1995年頃かなあ、その頃はHDDの容量は、1.2GBとか3.2GBで価格は1万~2万というところだった。EVAがはやっていた頃だ。それから考えると容量は丁度1,000倍になった。価格はだいたい同じ。ううむ技術の進歩はすごいなあ。

ぼろサーバの作成(Linux)-その6

○ HDDの増設 手持ちの1TBのHDDがあるので、これをつないで本格的なsambaのファイルサーバにしょうとした。玄人志向のSATARAID-PCI経由でつなぐと良いと思い、つないでみたらなんと認識しない。BIOS起動 … “ぼろサーバの作成(Linux)-その6” の続きを読む

○ HDDの増設
手持ちの1TBのHDDがあるので、これをつないで本格的なsambaのファイルサーバにしょうとした。玄人志向のSATARAID-PCI経由でつなぐと良いと思い、つないでみたらなんと認識しない。BIOS起動でSATARAIDのBIOSは起動しているが、HDDの型番が表示されて、そのまま先に進まない。HDDのせいかと思い銘柄をかえてみたがダメ。えーっという感じだ。ううむこれはSATARAIDが500GB超えるHDDは認識できないのかもしれない。べんりにつかえていたのになあと途方にくれることに...。

しかし、はたとひらめいた。USBで接続してみよう。SATAをUSB2.0に変換するボードがあったのだ。最近はあまり使っていないので、これを使ってみよう。マザボ(ASUSのCUV4X)はUSB1.1しか対応していないが、USB2.0のPCIカードを念のためつけていた。本来はバックアップに外付けHDDを接続しようと考えていた。これにつなげばいい。外も内もこの際関係ないや。USB2.0は転送速度は遅いが、Fedoraのシステム用には80GBのHDDをべつにつけておけば、あとはデータのみだからいいだろう。
早速つないだら、やっぱりOK。問題は一気に解決。さっそくパーティションを作成したり、フォーマットしなくてはいけないが、コマンドラインからしてもいいが、今回GUIのPalimpsest ディスク・ユーティを使ってみた。

以前つかっていたものなので、パーティションをまず削除ボタンで削除。そして、新しいパーティションをEXT4で作成した。

しばらくして、作業は終わったようなので、上に並んでいるボタンでマウントしてみたら。OK。
このままマウントしてもいいのだが、なんだか/mediaとかゆうディレクトリに自動的にマウントされる。外付けHDDでバックアップしているときはこれでいいのだが、samba用のディレクトリを作り、データを保存させたいので、sambaの稼動と同期して、マウントさせればいいので、
マウントポイントを作成した。
ここからは、しかたがないのでコマンドラインから、mkdir で、/home2というディレクトリを作成。

そして、マウントのテスト、mountで、-t ext4 /dev/sdb1 /home2

dfで見てみると

Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/mapper/vg_casper-lv_root
26887224 3640860 21880556 15%
tmpfs 319324 88 319236 1%
/dev/shm
/dev/sda1 198337 23473 164624 13%
/boot
/dev/mapper/vg_casper-lv_home
50395844 185200 47650644 1% /home
/dev/sdb1 961432072 2019996 910574076 1% /home2

なんかうまくいっているみたい。
なので、samba起動と、マウントを行うスクリプトを書いてみた。

これでマウントと同時にsambaも稼動、webサーバもついでに稼動する。

■samba用のSELinuxの設定は、これもGUIの設定ツールSELinux Manegementで行った。

左側のブーリアン値をクリックして、右に表示されるModuleで、samba Allow samba to share any file/directry read/write.にチェックを入れる。
設定の反映にはしばらくかかるので待つ。ここらへんは、GUIツールの悲しさだな。コマンドラインからだとすぐ終わるものでも、GUIでやるとなんだか時間のかかるものもある。

ぼろサーバの作成(Linux)-その5

○ インストール後の設定 ntpの稼動 ntpは時刻をインターネット上のネットワーク・タイム・プロトコルで標準時刻を提供しているサーバに同期させるものだ。PCの内臓時計は結構くるう。ひどい時は1日に数十秒もくるうこともあ … “ぼろサーバの作成(Linux)-その5” の続きを読む

○ インストール後の設定
ntpの稼動
ntpは時刻をインターネット上のネットワーク・タイム・プロトコルで標準時刻を提供しているサーバに同期させるものだ。PCの内臓時計は結構くるう。ひどい時は1日に数十秒もくるうこともあるので、ntpを動かしておく。
まず、yumでインストール

# yum install ntp
読み込んだプラグイン:presto, refresh-packagekit
インストール処理の設定をしています
パッケージ ntp-4.2.4p8-1.fc12.i686 はインストール済みか最新バージョンです
何もしません

なんだかもう入っていて、最新バージョンだった。
つづいて、タイムサーバを設定する。ntp.confに、ntpサーバを設定。
今回は、NICT(独立行政法人 情報通信研究機構)内NTPサーバを選んだ。ここ、事業仕分けでなくならないといいが。

server ntp3.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp

の2つを追加

# vi /etc/ntp.conf

    ~ [中略] ~

# Use public servers from the pool.ntp.org project.
# Please consider joining the pool (http://www.pool.ntp.org/join.html).
#server 0.fedora.pool.ntp.org  <-ここはコメントにする #server 1.fedora.pool.ntp.org  <-ここはコメントにする #server 2.fedora.pool.ntp.org  <-ここはコメントにする server ntp3.jst.mfeed.ad.jp  <-ここに追加 server ntp2.jst.mfeed.ad.jp  <-ここに追加 そして、起動 # /etc/rc.d/init.d/ntpd start ntpd を起動中: [ OK ] PC起動時に自動的に立ち上がるようにしておく # chkconfig ntpd on # chkconfig --list ntpd ntpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off しばらくしてから、時刻あわせの状況を確認してみる。 [root@Casper ~]# ntpq -p
\r\n remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
*ntp3.jst.mfeed. 210.173.176.4 2 u 104 512 377 22.502 -2.158 2.576
+ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.56 2 u 88 512 377 22.171 -1.232 0.182

すこしずつあってくるはずだ。offsetがどのくらいづれているか。jitterがずれ具合の修正値。pollが時刻あわせの間隔だ。1024くらいになると、問題なくあってきている。

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