ぼろサーバ改め新サーバの作成-その1

■ ハードの準備 この前から作っていた、ぼろサーバだが、マザーやCPUなどもう10年ものも多く、今後どのくらい動いてくれるか分からないので、ちょっと本格的に使うには心配だ。なので、折角作ったが、これはバックアップサーバと … “ぼろサーバ改め新サーバの作成-その1” の続きを読む

■ ハードの準備
この前から作っていた、ぼろサーバだが、マザーやCPUなどもう10年ものも多く、今後どのくらい動いてくれるか分からないので、ちょっと本格的に使うには心配だ。なので、折角作ったが、これはバックアップサーバとして置いておき、もしものときに切り替えてつかうこととした。そして、本格運用できるサーバを作ることとした。
この前使用していた。ASUSのマザーM4A785D-Mだが、性能的には問題もないが、ひとつ、FDD用のインターフェイスがないのが気に入らなかった。そこで、GIGABYTEのMA785GM-US2Hへと入れ替えた。ASUSのマザーは余ったので、これを使い新サーバを作成することとした。結構機能がふんだんで、サーバにはちともったいない気もする。一応、Atomでの、超低消費電力サーバとも思ったが、今回余ったマザーがもったいないので、Atomは次の機会にした。CPUは、マザーの関係でAMDとなるのだが、価格も安く消費電力も65Wと小さいAthlonⅡX2_250にした。これとてFSBは3Ghzだ。超高速サーバになる。
メモリーはCFDの1G、PC2-6400のものがあまっていたので、これを使用。
HDDは、500GBの新品を導入。HDDは一番壊れ易いので、新品のHDS721050CLA362 (500GB SATA300 7200)(HGST [日立グローバルストレージ])を選択。結構安い。RAIDにはせず、もしもの時は、バックアップサーバにサーバごと切り替える。
ケースは前と同じものを使用したが、電源が結構古い。4-5年は経っているので、電源をケチってトラブルで止まるのもいやなので、新しいものにしようと思ったが、さて、どれにするか悩むこととなった。電源容量は300W程度あれば十分なのだが、なるべく安く丈夫なものをと、色々調べていたら、昔の電源で結構もっている電源の内部構造と良く似たものがあった。接続ケーブルを最新にしているような感じだ。それはZUMAXのZU-360Bだ。価格も結構安い。これなら安いが大丈夫かな?!
これで、晴れて組み入れ。

電源を入れて、起動試験。すると、マザーのチップセットが大きいヒートシンクがついてるが、結構熱くなる。なので、HDDマウンタを使い、ファンをつけた。
今回使用した部品
■CPU
Athlon II X2 Dual-Core 250
■マザーボード
M4A785D-M PRO(ASUSTek)
■HDD
HDS721050CLA362 (500GB SATA300 7200)(HGST [日立グローバルストレージ])
■電源
ZU-360B(アビー [abee])
■検討したAtomのマザー
BOXD510MO(INTEL)

ぼろサーバの作成(Linux)-その8

○ VNCサーバの起動 LAN内のリモートから、操作をしたいときは、まずはSSH経由のTera Termでやっている。 しかし、GUIも便利なので、VNCサーバを起動させ、リモートからはVNCビュアーで接続する。 Win … “ぼろサーバの作成(Linux)-その8” の続きを読む

○ VNCサーバの起動
LAN内のリモートから、操作をしたいときは、まずはSSH経由のTera Termでやっている。

しかし、GUIも便利なので、VNCサーバを起動させ、リモートからはVNCビュアーで接続する。
Windows用のVNCはRealVNCからダウンロードする。そして、接続するWindowsに入れておく。VNCビュアーはリモートへ接続する場合に使用するが、VNCサーバもWindows用がある。これを入れるとWindows同士でも接続できる。これも便利。
Fedoraでは、yumでインストールする。

# yum install vnc-server

インストールの様子

以前とは、名前が変わって、tigervnc-serverという名前になっているようだ。
そして、インストールが終わったら、VNCサーバを起動する。

# vncserver -geometry 1024×768

この1024x768というのは、ビュアーの画面の大きさ。最近の液晶モニタはHD並みの解像度があるものも多いので、この位の大きさでも丁度いい感じだ。以前は800x600でやっていたが、この場合は結構そうさがしにくかった。起動させると、パスワードを聞いてい来るので、VNCサーバ用にパスワードを設定する。
起動の様子

起動したら、リモート側からVNCビュアーを起動して、FedoraマシンのIPアドレスとディスプレイ番号(最初はたぶん:1でいい)を入力。

OKボタンをクリックすると、パスワードを聞いてくるので、先ほど設定したパスワードを入れる。
そうすると、Fedoraのディスクトップが見れる。

gigabitLANだと、操作も軽快で、直接操作しているのとさほどかわりない。
昔は、最初の起動時は、twmが起動して、Xの中ではもっとも軽いが、簡単な操作しか出来なかった。なので、gnomeを起動するよう、VNCの起動設定ファイル(/root/.vnc/xstartup)を下記の様に書き直さないといけなかった

#twm起動をコメントアウト
#twm &
#最終行にexecを追加
exec gnome-session

が、最近は書き直さなくとも、すぐにgnomeが起動するようになった。

ぼろサーバの作成(Linux)-その7

○ sataraid-pciのbiosアップデート 1TBのHDDは、USB2.0でつないで、まあOKなのだが、玄人志向のSATARAID-PCIが500GBしか使えないのは、今から先1TBや2TBが主流になりつつあるな … “ぼろサーバの作成(Linux)-その7” の続きを読む

○ sataraid-pciのbiosアップデート
1TBのHDDは、USB2.0でつないで、まあOKなのだが、玄人志向のSATARAID-PCIが500GBしか使えないのは、今から先1TBや2TBが主流になりつつあるなか、なんとかならんかなあと思い、調べてみた。すると、玄人志向はもともとサポートはしない代わりに、BBSがあるが、ここにまさに1TBのHDDが認識しない事を書いている人がいた。すると、このカードのチップメーカーシリコンイメージにBIOSがあるらしい。

これ幸いと、さっそく試してみた。結果はOK。
アップデートの様子

なんだか、手順が逆だな、こういう障害が出たらまずBIOSをアップするのが普通なだなあ。そういうことで、USB2.0の接続ツールはふたたび外してしまった。
Fedora起動後、さっそくFDISKで状況を探ってみた。

# fdisk -l
ディスク /dev/sda: 82.0 GB, 81964302336 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 9964
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
ディスク識別子: 0xd711d711
デバイス  ブート  始点  終点  ブロック   Id システム
/dev/sda1  *     1    26   204800  83 Linux
パーティション 1 は、シリンダ境界で終わっていません。
/dev/sda2       26   9964 79830998+ 8e Linux LVM
ディスク /dev/sdb: 1000.2 GB, 1000204886016 バイト
ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 121601
Units = シリンダ数 of 16065 * 512 = 8225280 バイト
ディスク識別子: 0x7928ba6e
デバイス  ブート  始点   終点    ブロック  Id システム
/dev/sdb1       1   121601 976760001 83  Linux
—- [以後略] —–

という感じで、見事に認識している。
USB2.0接続の時と同じ /dev/sdb1 で認識しているので、この前使ったシェルスクリプトもそのまま使える。fstabに書いても良いが、まあ、サーバも、起動時すべて動かさず、起動スクリプトで動かすのも乙な感じなので、しばらくはこれで使ってみよう。
うふふ。今後は、2TBがまた使えるか心配だなあ。まあそのうち試してみよう。
思えば、最初、DOS/V機を組み立て始めた頃1995年頃かなあ、その頃はHDDの容量は、1.2GBとか3.2GBで価格は1万~2万というところだった。EVAがはやっていた頃だ。それから考えると容量は丁度1,000倍になった。価格はだいたい同じ。ううむ技術の進歩はすごいなあ。

ぼろサーバの作成(Linux)-その6

○ HDDの増設 手持ちの1TBのHDDがあるので、これをつないで本格的なsambaのファイルサーバにしょうとした。玄人志向のSATARAID-PCI経由でつなぐと良いと思い、つないでみたらなんと認識しない。BIOS起動 … “ぼろサーバの作成(Linux)-その6” の続きを読む

○ HDDの増設
手持ちの1TBのHDDがあるので、これをつないで本格的なsambaのファイルサーバにしょうとした。玄人志向のSATARAID-PCI経由でつなぐと良いと思い、つないでみたらなんと認識しない。BIOS起動でSATARAIDのBIOSは起動しているが、HDDの型番が表示されて、そのまま先に進まない。HDDのせいかと思い銘柄をかえてみたがダメ。えーっという感じだ。ううむこれはSATARAIDが500GB超えるHDDは認識できないのかもしれない。べんりにつかえていたのになあと途方にくれることに...。

しかし、はたとひらめいた。USBで接続してみよう。SATAをUSB2.0に変換するボードがあったのだ。最近はあまり使っていないので、これを使ってみよう。マザボ(ASUSのCUV4X)はUSB1.1しか対応していないが、USB2.0のPCIカードを念のためつけていた。本来はバックアップに外付けHDDを接続しようと考えていた。これにつなげばいい。外も内もこの際関係ないや。USB2.0は転送速度は遅いが、Fedoraのシステム用には80GBのHDDをべつにつけておけば、あとはデータのみだからいいだろう。
早速つないだら、やっぱりOK。問題は一気に解決。さっそくパーティションを作成したり、フォーマットしなくてはいけないが、コマンドラインからしてもいいが、今回GUIのPalimpsest ディスク・ユーティを使ってみた。

以前つかっていたものなので、パーティションをまず削除ボタンで削除。そして、新しいパーティションをEXT4で作成した。

しばらくして、作業は終わったようなので、上に並んでいるボタンでマウントしてみたら。OK。
このままマウントしてもいいのだが、なんだか/mediaとかゆうディレクトリに自動的にマウントされる。外付けHDDでバックアップしているときはこれでいいのだが、samba用のディレクトリを作り、データを保存させたいので、sambaの稼動と同期して、マウントさせればいいので、
マウントポイントを作成した。
ここからは、しかたがないのでコマンドラインから、mkdir で、/home2というディレクトリを作成。

そして、マウントのテスト、mountで、-t ext4 /dev/sdb1 /home2

dfで見てみると

Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置
/dev/mapper/vg_casper-lv_root
26887224 3640860 21880556 15%
tmpfs 319324 88 319236 1%
/dev/shm
/dev/sda1 198337 23473 164624 13%
/boot
/dev/mapper/vg_casper-lv_home
50395844 185200 47650644 1% /home
/dev/sdb1 961432072 2019996 910574076 1% /home2

なんかうまくいっているみたい。
なので、samba起動と、マウントを行うスクリプトを書いてみた。

これでマウントと同時にsambaも稼動、webサーバもついでに稼動する。

■samba用のSELinuxの設定は、これもGUIの設定ツールSELinux Manegementで行った。

左側のブーリアン値をクリックして、右に表示されるModuleで、samba Allow samba to share any file/directry read/write.にチェックを入れる。
設定の反映にはしばらくかかるので待つ。ここらへんは、GUIツールの悲しさだな。コマンドラインからだとすぐ終わるものでも、GUIでやるとなんだか時間のかかるものもある。

ぼろサーバの作成(Linux)-その5

○ インストール後の設定 ntpの稼動 ntpは時刻をインターネット上のネットワーク・タイム・プロトコルで標準時刻を提供しているサーバに同期させるものだ。PCの内臓時計は結構くるう。ひどい時は1日に数十秒もくるうこともあ … “ぼろサーバの作成(Linux)-その5” の続きを読む

○ インストール後の設定
ntpの稼動
ntpは時刻をインターネット上のネットワーク・タイム・プロトコルで標準時刻を提供しているサーバに同期させるものだ。PCの内臓時計は結構くるう。ひどい時は1日に数十秒もくるうこともあるので、ntpを動かしておく。
まず、yumでインストール

# yum install ntp
読み込んだプラグイン:presto, refresh-packagekit
インストール処理の設定をしています
パッケージ ntp-4.2.4p8-1.fc12.i686 はインストール済みか最新バージョンです
何もしません

なんだかもう入っていて、最新バージョンだった。
つづいて、タイムサーバを設定する。ntp.confに、ntpサーバを設定。
今回は、NICT(独立行政法人 情報通信研究機構)内NTPサーバを選んだ。ここ、事業仕分けでなくならないといいが。

server ntp3.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp

の2つを追加

# vi /etc/ntp.conf

    ~ [中略] ~

# Use public servers from the pool.ntp.org project.
# Please consider joining the pool (http://www.pool.ntp.org/join.html).
#server 0.fedora.pool.ntp.org  <-ここはコメントにする #server 1.fedora.pool.ntp.org  <-ここはコメントにする #server 2.fedora.pool.ntp.org  <-ここはコメントにする server ntp3.jst.mfeed.ad.jp  <-ここに追加 server ntp2.jst.mfeed.ad.jp  <-ここに追加 そして、起動 # /etc/rc.d/init.d/ntpd start ntpd を起動中: [ OK ] PC起動時に自動的に立ち上がるようにしておく # chkconfig ntpd on # chkconfig --list ntpd ntpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off しばらくしてから、時刻あわせの状況を確認してみる。 [root@Casper ~]# ntpq -p
\r\n remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
*ntp3.jst.mfeed. 210.173.176.4 2 u 104 512 377 22.502 -2.158 2.576
+ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.56 2 u 88 512 377 22.171 -1.232 0.182

すこしずつあってくるはずだ。offsetがどのくらいづれているか。jitterがずれ具合の修正値。pollが時刻あわせの間隔だ。1024くらいになると、問題なくあってきている。

ぼろサーバの作成(Linux)-その4-2

その4 Fedora12のカスタマイズインストール 4-2 インストールパッケージのカスタマイズ Fedora12のインストール時に、標準以外に色々インストールパッケージのカスタマイズをしたので、そのまとめ。 インストー … “ぼろサーバの作成(Linux)-その4-2” の続きを読む

その4 Fedora12のカスタマイズインストール
4-2 インストールパッケージのカスタマイズ
Fedora12のインストール時に、標準以外に色々インストールパッケージのカスタマイズをしたので、そのまとめ。
インストールパッケージの選択の画面になったら、下の「今すぐカスタマイズ」にチェックを入れる。上段に3つの大まかな選択肢があるが、ここは「Webサーバ」にチェックをいれておいてもいい。どうせあとで選択設定は出来る。チェックがすんだら「次へ」クリック。

すると、パッケージの選択画面となる。
まずは、「ディスクトップ環境」。まったくサーバとして稼動させるのみなら、XWindowなどいらないのだが、最近は色々とGUIベースの便利な管理ツールもでてきているので、それで出来る分はあとあとVNC経由でリモート設定もするし、やはりMS-Windowsで慣れ親しんだGUI操作も便利なので、一応「GNOMEディスクトップ環境」を選択。チェックがすんだら「次へ」クリック。

つぎは、「アプリケーション」。
ここでは、やはりGUIで便利な「エディタ」や、ネットの動作チェックやちょっとして情報収集にも便利なので、ブラウザの「グラフィカルインターネット」などにチェックを入れる。「サウンドとビデオ」にチェックを入れているが、これは、マザボにサウンド機能があるので、試してみたくて入れている。音は必要なければ、入れなくていい。そして下へスクロール。

下へスクロールすると、もう少しこうもくがある。これもちょっとしたときに便利な「テキストベースのインターネット」と色々なPDFで書かれたマニュアル等を見るときに便利なPDFリーダが入っている「著作と発行」にもチェックを入れておく。チェックがすんだら「次へ」クリック。

次は、「開発」。
ここでは、「開発ツール」チェックを入れる。これは、あとで追加のインストールの時に必要だったりするので、重要。「開発ライブラリ」は「開発ツール」に必要な分は依存で入ってくるので、大丈夫とは思うが、念のためチェック。他のJavaやXのソフトの開発などは、特に予定がなければいらないだろう。まあ後でも追加は可能だから。チェックがすんだら「次へ」クリック。

次は「サーバ」
ここは、重要かな。ここで入れア忘れてもあとでも入れられるのまあ心配はないが、ここで最初に入れておくと後々手間が省けるということもある。今回は、第一目的のsamba「Windowsファイルサーバ」にチェックを入れる。その他あとあと使いそうな「Webサーバ」と「FTPサーバ」にチェック。ブログやその他のCMS用に「MySQLデータベース」もいれてもいいかも。そしてまだ下があるのでスクロール。

下のほうでは、「サーバ設定ツール」にチェック。これは結構便利なGUIだ。さらに、「メールサーバ」にもチェック。これはよほどのことがないかぎり基本なので絶対依存関係で入ってくるので、いらないかも知れないが。「印刷サポート」も一緒だ。チェックがすんだら「次へ」クリック。

次は、ベースシステム
JavaやX Window Systemは前に選んだので、チェックが入っている。「システムツール」は色々と便利なものもあるので、チェックを入れる。また「ハードウエアサポート」も後々のことを考えいれておく。まだ、下があるのでスクロール。

下のほうでは、「ベース」にチェック。その他、「管理ツール」にもチェック。日本語も使うかも知れないので、「入力メソッド」にもチェックを入れた。「次へ」クリック。

すると、パッケージ間の依存関係のチェックのあと、

インストールが始まる。

インストール終了まで暫く待つ。システムにもよるが数時間かかる。早いCPUなら早いのだが。

ぼろサーバの消費電力測定

ぼろサーバがどのくらい電気を食っているか調べてみた。結果は、本体のみで0.4A~0.6Aだった。思ったより消費電力が少ない。一昔前の800MHzCPUにHDD2台なので、そんなに食わないのだろう。 まあ、通常は0.4Aで … “ぼろサーバの消費電力測定” の続きを読む

ぼろサーバがどのくらい電気を食っているか調べてみた。結果は、本体のみで0.4A~0.6Aだった。思ったより消費電力が少ない。一昔前の800MHzCPUにHDD2台なので、そんなに食わないのだろう。

まあ、通常は0.4Aで推移するので、それで計算。24時間稼動させるとして、電気代の計算サイトで計算してみた。
1日あたりの消費電力: 0.96kWh
1日あたりの電気代: 21.12円
1日あたりのCO2(二酸化炭素)排出量: 0.36kg
都市ガス0.18m3、またはガソリン0.16リットルを燃焼させた時のCO2排出量と同等です。
1ヶ月あたりの消費電力: 28.8kWh
1ヶ月あたりの電気代: 634円
1ヶ月あたりのCO2(二酸化炭素)排出量: 10.94kg
都市ガス5.58m3、またはガソリン4.72リットルを燃焼させた時のCO2排出量と同等です。
ついでに気になったので、他のマシンも測ってみた。
1台目
CPU AMD AthlonX2 4800+ メモリー2GB HDD2台
液晶ディスプレイ付 1.7A
これは結構食っている、グラボが9600GTをつんでいるからかなあ。
2台目
CPU Intel Cpre2Duo E4500 メモリ2GB HDD2台
液晶ディスプレイ付 0.9A
これは意外と食わない。グラボものっておらず、オンボードのVGAだからかCPUも今にしては遅いクラス、自動的に消費電力をおさえるのだろう。
こちら2台はサーバでないので、必要なときにつけたりしているのだが、8時間程度毎日使ったとして、計算すると、
1日あたりの消費電力: 2.08kWh
1日あたりの電気代: 45.76円
1日あたりのCO2(二酸化炭素)排出量: 0.79kg
都市ガス0.4m3、またはガソリン0.34リットルを燃焼させた時のCO2排出量と同等です。
1ヶ月あたりの消費電力: 62.4kWh
1ヶ月あたりの電気代: 1373円
1ヶ月あたりのCO2(二酸化炭素)排出量: 23.71kg
都市ガス12.1m3、またはガソリン10.22リットルを燃焼させた時のCO2排出量と同等です。
となった。
やはり、あたらし目のPCは結構電気を食うのだなあ、使わないときは、こまめに電源を切らなくては...。

ぼろサーバの作成(Linux)-その4-1

その4 Fedora12のカスタマイズインストール 4-1 ディスクの領域設定のカスタマイズ Fedora12のインストール時に、標準以外に色々設定したので、そのまとめ。 Fedora12のタイムゾーンの設定。 「システ … “ぼろサーバの作成(Linux)-その4-1” の続きを読む

その4 Fedora12のカスタマイズインストール
4-1 ディスクの領域設定のカスタマイズ
Fedora12のインストール時に、標準以外に色々設定したので、そのまとめ。
Fedora12のタイムゾーンの設定。
「システムクロックでUTCを使用」のチェックは外した。

ファイルサーバなので、ローカルタイムで良いと思った。チェックを入れると、サーバの時間をUTC(日本時間-9時間)にしなくてはいけない。ファイルサーバではこの時間のずれはちと困る。UTCで運用しないと困るのはメールサーバかな。でも日本国内のサーバでメールのやり取りしている場合は、そうでもない。しかし、国内の企業などでも、意外とアメリカ西海岸あたりにサーバを置いているとこもあるので、そういう時はずれてメールが届くこともある。
ううむ、むずかしい。

ハードディスクの設定
「パーティションレイアウト再確認と変更」にチェックを入れて、パーティションレイアウトをカスタマイズ。

LVMが導入されてから、ここは結構ややこしくなっていたが、最近は、結構わかりやすくなっているので、/と/homeを分けておいて、sambaのデータ置き場を/homeに作り、データを沢山入れすぎても、システムに影響がでないようにしておく。
パーティションレイアウトが表示されたら、lv_rootを選択し、「編集」ボタンをクリック。

「LVMボリュームグループの編集」が表示されたら、lv_rootを選択し、「編集」ボタンをクリック。

論理ボリュームの編集が表示されたら、まず、rootの容量を少なくする。100GB程度にした。

設定したら、「OK」ボタンをクリック。

つづいて、空いた領域に今度は/homeを作成、マウントポイントは/home、ファイルシステムタイプはext4、論理ボリューム名はlv_homeにした。サイズは残りの容量を指定。

設定したら、「OK」ボタンをクリック。

「LVMボリュームグループの編集」に戻るので、論理簿ボリューム名、マウントポイントの設定を確認して、「OK」ボタンをクリック。

最初の画面にもどる。確認して良ければ「次へ」をクリック。この設定は何度でもやり直せるので、容量など色々設定しなおして考えることもできる。

変更をディスクに書き込むか、確認が出る。
「変更をディスクに書き込む」をクリック。

ディスクへの書き込みが始まる。

ぼろサーバの作成(Linux)-その3

その3 インストールトラブルのまとめ インストール時に玄人志向のSATARAID-PCI経由で接続したHDDが認識しないトラブルが出たので、そのまとめ。おそらく原因は、RAIDを組んでいたため、ブートセクタにRAID用の … “ぼろサーバの作成(Linux)-その3” の続きを読む

その3 インストールトラブルのまとめ
インストール時に玄人志向のSATARAID-PCI経由で接続したHDDが認識しないトラブルが出たので、そのまとめ。おそらく原因は、RAIDを組んでいたため、ブートセクタにRAID用のデータが書かれたことだろう。
まず、HDD認識でとまったところ。日本語の設定を終わったところで、ストレージを検索と出て、そのまましばらくして、ストレージが見つかりませんと出ていた。

HDD認識

今回、おかしかったHDDが、日立製のHDDだったので、日立のHDDツール、FTOOLとDrive Fitness Testで設定の確認と、Quick Test、Erase Boot Sector、Erase Diskを行った。
そして、取り付けて、同じくインストールを行ったところ、今度は、認識されて、HDDの型番が表示された。

HDDの型番

これで、Fedora10ではインストールできて、Fedora11以降ではHDDが認識されない問題は解決。認識も通常の新品HDDと同様にOK。めでたしめでたし。
どうも、ブートセクタになにか読めないようなものでも書かれていたのかな。

ぼろサーバの作成(Linux)-その2

その2 Fedora12でのHDD認識不可の改善 Fedora12でSATARAIDーPCI経由のHDDが認識できない問題は、あっけなく解決した。 というのも、メモリを増やそうとメモリの入れ替え作業をやっていた。メモリは … “ぼろサーバの作成(Linux)-その2” の続きを読む

その2 Fedora12でのHDD認識不可の改善
Fedora12でSATARAIDーPCI経由のHDDが認識できない問題は、あっけなく解決した。
というのも、メモリを増やそうとメモリの入れ替え作業をやっていた。メモリは今まで128MBx3だったが、256MBx2+128MBで640MBにした。
ついでに、HDDも、もしやと思い、現在使用しているのが、他のマシンのオンボードRAIDで使用していたものの流用なので、新品のHDDと入れ替えてみた。するとあっけなく認識した。
メモリも増やしたので、グラフィカルインストーラも起動して、HDDも見えて難なくインストール開始。原因が分かればなんてことはなかった。
RAIDを組んでみても、やはり古いやつは認識できない。
Fedora10までは、難なくインストールできるのに面白いなあ。
これは、ひょっとして、SATARAIDーPCIが1.5Gb/sのSATA転送スピードのみの対応なので、1.5Gb/sと3Gb/sのSATA転送スピードが両方OKのOSから、うまく設定できないのかもしれない。古いOSからは1.5のみなので、問題ないのかもしれない。問題の出たHDDもHDDのツールで設定の初期化をすれば使えるようになるかもしれない。
まあそのうち、ゆっくりやろう。
問題をFedora12のせいにしたのは間違いだった。申し訳ないなあ。
■玄人志向のSATARAID-PCI

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