○ インストール後の設定
ntpの稼動
ntpは時刻をインターネット上のネットワーク・タイム・プロトコルで標準時刻を提供しているサーバに同期させるものだ。PCの内臓時計は結構くるう。ひどい時は1日に数十秒もくるうこともあるので、ntpを動かしておく。
まず、yumでインストール
# yum install ntp
読み込んだプラグイン:presto, refresh-packagekit
インストール処理の設定をしています
パッケージ ntp-4.2.4p8-1.fc12.i686 はインストール済みか最新バージョンです
何もしません
なんだかもう入っていて、最新バージョンだった。
つづいて、タイムサーバを設定する。ntp.confに、ntpサーバを設定。
今回は、NICT(独立行政法人 情報通信研究機構)内NTPサーバを選んだ。ここ、事業仕分けでなくならないといいが。
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp
の2つを追加
# vi /etc/ntp.conf
~ [中略] ~
# Use public servers from the pool.ntp.org project.
# Please consider joining the pool (http://www.pool.ntp.org/join.html).
#server 0.fedora.pool.ntp.org <-ここはコメントにする
#server 1.fedora.pool.ntp.org <-ここはコメントにする
#server 2.fedora.pool.ntp.org <-ここはコメントにする
server ntp3.jst.mfeed.ad.jp <-ここに追加
server ntp2.jst.mfeed.ad.jp <-ここに追加
そして、起動
# /etc/rc.d/init.d/ntpd start
ntpd を起動中: [ OK ]
PC起動時に自動的に立ち上がるようにしておく
# chkconfig ntpd on
# chkconfig --list ntpd
ntpd 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
しばらくしてから、時刻あわせの状況を確認してみる。
[root@Casper ~]# ntpq -p
\r\n remote refid st t when poll reach delay offset jitter
==============================================================================
*ntp3.jst.mfeed. 210.173.176.4 2 u 104 512 377 22.502 -2.158 2.576
+ntp2.jst.mfeed. 210.173.160.56 2 u 88 512 377 22.171 -1.232 0.182
すこしずつあってくるはずだ。offsetがどのくらいづれているか。jitterがずれ具合の修正値。pollが時刻あわせの間隔だ。1024くらいになると、問題なくあってきている。