UQのモバイルWi-Fiルータを入れ替えてから、Wi-Fi接続で使っていた。クレドールは購入していないので、有線LANでは接続できないのだが、やはり有線LANで接続しないとせっかく作ったNASにアクセスできないし、他のPC等との接続もモバイルWi-Fiルータ経由では、大量データのやり取りは負荷が高くなりこわい。クレドールを購入してもいいが、以前のクレドールは、どうもルータを差し込んだ時うまくささらなくなって有線接続がおぼつかなくなってきていた。ずっとさしっぱなしならいいのだろうが、しょっちゅう持ち出して抜きさしを煩雑に繰り返していたからかもしれない。
なので、去年クレドールを買うまで少しの間やっていた、東芝のDynabook AX/57Aを再びルータ化してみることにした。
OSはCentOSにしたが、去年最新版のCentOS7を入れたら、内臓有線LANを認識しなかったが、バージョンもアップしていたので、ひょっとしてと思い、ダウンして入れてみたら、やっぱり結果は同じだった。有線LANのハードを調べ、無理やり認識させてもいいのだが、面倒なので、また旧版のCentOS6.5をいれた。こちらは難なく終了。
設定をして動作を確認していたらどうも遅い。原因をあれこれ調べたら、どうも内臓のWi-Fiが古いので、IEEE 802.11b/g(gは54Mbps、2003年の制定)にしか対応していないようでさらには暗号化も結構遅いようでそれが原因のようだった。AX57/Aは2007年4月製造なので、これでも最新だったのだろう。そこで、以前購入したWi-Fi子機、LogitecのLAN-W150NU2HTを使うことにした。これは、2014年10月頃購入のもの、これだとLinuxでも簡単に自動認識する。
もう一つ子機でELECOMのWDC-433DU2Hもあるが、こちらは自動では認識しない。ドライバを入れて設定してやるとできるらしいが、面倒なので。
この子機(WDC-433DU2H)は、Windows10マシンでルータの入れ替え直後速度を測ると70Mbps超えのスピードが出ていた。
無線LANが2つ見えるので、片方の内臓の方は接続を切っておく。
これで、あとは、ファイアウォールにてマスカレードの設定をする。
ついでに、ファイアウォールでWWWも見えるようにしておいた。動作確認などに便利かと。
Windows10マシンから速度を測ってみた。impressのHPで、大きな画像ファイルをダウンして測ったところ57Mbps出た。普通のHPで測るので実際の実用速度に近いはず。まあまあのスピード。内臓Wi-Fi機能を使った場合は10-20Mbpsだったので、だいぶ良くなった。
これからしばらくは、動作の安定度の確認だな。とは言うものの、AX/57A自体がもう10年経っておりいつまで動作するものやら。HDDとメモリー、CPUは5-6年前頃に交換はしているが、はてさて。CentOS6もあと3年程でサポートが切れる。(7はさらに4年先の2024年)ハードが壊れるかサポート切れかどちらが先かな。そのころにはまた別の方法でも考えるかな。