ぼろサーバの作成(Linux)-その4-1

その4 Fedora12のカスタマイズインストール 4-1 ディスクの領域設定のカスタマイズ Fedora12のインストール時に、標準以外に色々設定したので、そのまとめ。 Fedora12のタイムゾーンの設定。 「システ … “ぼろサーバの作成(Linux)-その4-1” の続きを読む

その4 Fedora12のカスタマイズインストール
4-1 ディスクの領域設定のカスタマイズ
Fedora12のインストール時に、標準以外に色々設定したので、そのまとめ。
Fedora12のタイムゾーンの設定。
「システムクロックでUTCを使用」のチェックは外した。

ファイルサーバなので、ローカルタイムで良いと思った。チェックを入れると、サーバの時間をUTC(日本時間-9時間)にしなくてはいけない。ファイルサーバではこの時間のずれはちと困る。UTCで運用しないと困るのはメールサーバかな。でも日本国内のサーバでメールのやり取りしている場合は、そうでもない。しかし、国内の企業などでも、意外とアメリカ西海岸あたりにサーバを置いているとこもあるので、そういう時はずれてメールが届くこともある。
ううむ、むずかしい。

ハードディスクの設定
「パーティションレイアウト再確認と変更」にチェックを入れて、パーティションレイアウトをカスタマイズ。

LVMが導入されてから、ここは結構ややこしくなっていたが、最近は、結構わかりやすくなっているので、/と/homeを分けておいて、sambaのデータ置き場を/homeに作り、データを沢山入れすぎても、システムに影響がでないようにしておく。
パーティションレイアウトが表示されたら、lv_rootを選択し、「編集」ボタンをクリック。

「LVMボリュームグループの編集」が表示されたら、lv_rootを選択し、「編集」ボタンをクリック。

論理ボリュームの編集が表示されたら、まず、rootの容量を少なくする。100GB程度にした。

設定したら、「OK」ボタンをクリック。

つづいて、空いた領域に今度は/homeを作成、マウントポイントは/home、ファイルシステムタイプはext4、論理ボリューム名はlv_homeにした。サイズは残りの容量を指定。

設定したら、「OK」ボタンをクリック。

「LVMボリュームグループの編集」に戻るので、論理簿ボリューム名、マウントポイントの設定を確認して、「OK」ボタンをクリック。

最初の画面にもどる。確認して良ければ「次へ」をクリック。この設定は何度でもやり直せるので、容量など色々設定しなおして考えることもできる。

変更をディスクに書き込むか、確認が出る。
「変更をディスクに書き込む」をクリック。

ディスクへの書き込みが始まる。

ぼろサーバの作成(Linux)-その3

その3 インストールトラブルのまとめ インストール時に玄人志向のSATARAID-PCI経由で接続したHDDが認識しないトラブルが出たので、そのまとめ。おそらく原因は、RAIDを組んでいたため、ブートセクタにRAID用の … “ぼろサーバの作成(Linux)-その3” の続きを読む

その3 インストールトラブルのまとめ
インストール時に玄人志向のSATARAID-PCI経由で接続したHDDが認識しないトラブルが出たので、そのまとめ。おそらく原因は、RAIDを組んでいたため、ブートセクタにRAID用のデータが書かれたことだろう。
まず、HDD認識でとまったところ。日本語の設定を終わったところで、ストレージを検索と出て、そのまましばらくして、ストレージが見つかりませんと出ていた。

HDD認識

今回、おかしかったHDDが、日立製のHDDだったので、日立のHDDツール、FTOOLとDrive Fitness Testで設定の確認と、Quick Test、Erase Boot Sector、Erase Diskを行った。
そして、取り付けて、同じくインストールを行ったところ、今度は、認識されて、HDDの型番が表示された。

HDDの型番

これで、Fedora10ではインストールできて、Fedora11以降ではHDDが認識されない問題は解決。認識も通常の新品HDDと同様にOK。めでたしめでたし。
どうも、ブートセクタになにか読めないようなものでも書かれていたのかな。

ぼろサーバの作成(Linux)-その2

その2 Fedora12でのHDD認識不可の改善 Fedora12でSATARAIDーPCI経由のHDDが認識できない問題は、あっけなく解決した。 というのも、メモリを増やそうとメモリの入れ替え作業をやっていた。メモリは … “ぼろサーバの作成(Linux)-その2” の続きを読む

その2 Fedora12でのHDD認識不可の改善
Fedora12でSATARAIDーPCI経由のHDDが認識できない問題は、あっけなく解決した。
というのも、メモリを増やそうとメモリの入れ替え作業をやっていた。メモリは今まで128MBx3だったが、256MBx2+128MBで640MBにした。
ついでに、HDDも、もしやと思い、現在使用しているのが、他のマシンのオンボードRAIDで使用していたものの流用なので、新品のHDDと入れ替えてみた。するとあっけなく認識した。
メモリも増やしたので、グラフィカルインストーラも起動して、HDDも見えて難なくインストール開始。原因が分かればなんてことはなかった。
RAIDを組んでみても、やはり古いやつは認識できない。
Fedora10までは、難なくインストールできるのに面白いなあ。
これは、ひょっとして、SATARAIDーPCIが1.5Gb/sのSATA転送スピードのみの対応なので、1.5Gb/sと3Gb/sのSATA転送スピードが両方OKのOSから、うまく設定できないのかもしれない。古いOSからは1.5のみなので、問題ないのかもしれない。問題の出たHDDもHDDのツールで設定の初期化をすれば使えるようになるかもしれない。
まあそのうち、ゆっくりやろう。
問題をFedora12のせいにしたのは間違いだった。申し訳ないなあ。
■玄人志向のSATARAID-PCI

ぼろサーバの作成(Linux)-その1

その1 WindowsXPからFedoraへ WindowsXPはサーバとして、まあまあ使える状態になったが、やはりWindowsXPを本格的に外線につないてサーバとして使うのは、ちょっとセキュリティの面で怖いので、今度 … “ぼろサーバの作成(Linux)-その1” の続きを読む

その1 WindowsXPからFedoraへ
WindowsXPはサーバとして、まあまあ使える状態になったが、やはりWindowsXPを本格的に外線につないてサーバとして使うのは、ちょっとセキュリティの面で怖いので、今度はLinuxを入れにかかった。
早速、Fedoraの最新版12を入れようとしたが、まず、グラフィカルインストーラが起動しなかった。まあ、TEXTモードでと思い、進めると、今度は、HDDが認識しない。
HDDは、マザーボードがIDEしか対応していないので、玄人志向のSATARAID-PCIを介してつないでいるのだが、RAID認識時番号がおかしいといって落ちる。
玄人志向のSATARAID-PCI

ううむ、以前は確かうまくいったのになあと思い、SATARAID-PCIで実績のあるFedora8を入れてみたら、なんなくRAIDカードもHDDも認識し、問題なくインストールできた。
どのバージョンからだめなのかと、まずは以前入れてみたこともあったFedora10を入れたら、これも問題なく入る。
つづいて、Fedora11をやってみたところ、グラフィカルインストーラは起動するものの、やはりHDDの認識でエラーが出たと表示して落ちる。
どうもここらが問題の始まりのようだ。Fedora11は昨年春頃出ているので、これから、古いRAIDカードの認識でがうまくいかなくなったのだろう。
最近は安いマザーでもSATAが標準だし、CPUも安いものならマザーとCPUで1万程度だし、CPUは高速だし、見捨てられても当たり前か。
Celeron800Mhzにメモリ384Mはあまりに古いからなあ。

しかたがないので、Fedora10でやってみることとした。
そのうちアップグレードしてFedora12にすればいいかな。アップグレードするとまた認識しなくなっても困るが...。
それともRAIDカード付属のドライバをためしてみようか。(Fedora Core3用だが)
そもそも、マザーとCPUを安く入れ替えるかなあ。
メーカー製サーバやメーカーPCをステップダウンしてもいいかなあ。デザインのいいものも色々あるから。
まあ、そのうちゆっくりやろう。

wwwサーバの修理

修理といっても、機能がおかしいわけではなく、最近寒くなってきたら、音が大きくなってきた。これはFanが古くなって音がしだしたのだろうと思いどのFanからかと調べたところ、電源の12cmFanからだった。大きくて回転が遅い … “wwwサーバの修理” の続きを読む

修理といっても、機能がおかしいわけではなく、最近寒くなってきたら、音が大きくなってきた。これはFanが古くなって音がしだしたのだろうと思いどのFanからかと調べたところ、電源の12cmFanからだった。大きくて回転が遅いので、まさかこんなに音がしだすとは思わなかった。さっそく余っていた電源に交換した。新しい電源に換えても良かったが。サーバのハードも交換を予定しているので、それまでのつなぎだ。(現サーバは2008年2月25日より稼動)交換して電源を入れると、まだ音がする。どうもCPUのFanからだ。PenⅢSoket370なので、換えのFanはもう手に入らないので、どうしようかと思ったが、ヒートシンクの上に8cmFanの静音Fanをつけた。これで、ほとんど無音と行って良いほどの静かになった。
使用したFan
ENERMAX
POWERCOOLER UC-8FSC

停電

近所の保田窪で、トランスが燃えて付近一帯が停電したのが原因なのか、回線が落ちた。 こういう事故はどうにも対処方法が無いので、しかたがないなあ。

近所の保田窪で、トランスが燃えて付近一帯が停電したのが原因なのか、回線が落ちた。
こういう事故はどうにも対処方法が無いので、しかたがないなあ。

ISOファイルのDVD化

ISOファイルをダウンしたら、それをCDかDVDに焼くのだが、Nero7でどうすればいいか。 まず、Neroのメイン画面で、「バックアップ」から、「イメージをディスクに書き込み」を選択。 「開く」ダイアログが表示されるの … “ISOファイルのDVD化” の続きを読む

ISOファイルをダウンしたら、それをCDかDVDに焼くのだが、Nero7でどうすればいいか。
まず、Neroのメイン画面で、「バックアップ」から、「イメージをディスクに書き込み」を選択。

「開く」ダイアログが表示されるので、ISOイメージを保存した場所を指定。

すると、最終書き込みの設定になる。書き込み速度や枚数、などを設定し、良ければ、右下の「書き込み」ボタンをクリック。

書き込みが始まる。書き込みが終わるまでしばらく待つ。

Fedora10でのcgiの設定

Apacheが動くようになって、他のマシンからもHPが見えたので、つぎはCGIを使えるようにした。まず、geditなどでhttpd.confを開きCGIが実行できるようにする。 1.「Options ExcecCGI」  … “Fedora10でのcgiの設定” の続きを読む

Apacheが動くようになって、他のマシンからもHPが見えたので、つぎはCGIを使えるようにした。
まず、geditなどでhttpd.confを開きCGIが実行できるようにする。

1.「Options ExcecCGI」 を追加

2.CGI用のAddhandler を有効化

3.CGIの表示で文字化けがひどい場合は、WindowsからCGIのスクリプトをアップしている場合は、表示言語の指定をスクリプトの指定( META http-equiv=”Content-Type” content=”text/html; charset=Shift_JIS” など)に優先させるには「addDefaultcharset UTF-8」が有効になっていたら無効にしてみる。HPが文字化けする場合もこれを試す。

4.SELinuxの設定 「Allow CGI support」にチェックを入れる。

あとは、Apache(httpd)を再起動。

5.その他、CGI関連。
パールのパスを変えるcgiスクリプトの先頭行には、

#!/usr/bin/perl

と書いている場合は良いが、

#!/usr/local/bin/perl

と書いてある場合は、修正するか、

cgi用にこの記述でperlでcgiが記述できるようシンボリックリンクを張る。

ln -s  /usr/bin/perl   /usr/local/bin/perl

こうすると、どちらでもよくなる。

・CGI実行時にInternal Server Error(インターナルエラー)となる場合の対処法
Linuxでの改行はコード LF のみなので、DOS(Windows)上で作成したcgiスクリプトが動かないことの回避。

#!/usr/bin/perl  ← このあとにCR+LFが入ってエラーとなる。なので、

#!/usr/bin/perl --  ← を追加してオプション指定と勘違いさせると、うまく動く。

samba関連のファイアウォール設定

ファイアウォールを使用しているときは、samba用に穴を開ける必要がある。 1.gnomeメニューの「システム」から「管理」、「ファイアウォール」と選択する。 2.「ファイアウォールの設定」が表示される。ここで、左上の「 … “samba関連のファイアウォール設定” の続きを読む

ファイアウォールを使用しているときは、samba用に穴を開ける必要がある。
1.gnomeメニューの「システム」から「管理」、「ファイアウォール」と選択する。

2.「ファイアウォールの設定」が表示される。ここで、左上の「信頼したサービス」をクリックする。

3.下へスクロールして、サービスでSambaの項目をクリックしてチェックを入れる。

チェックを入れたら「適用」ボタンをクリックする。

※コマンド派の方のために、iptable側でどのような設定がされたか。

# iptables -L
Chain INPUT (policy ACCEPT)
target prot opt source destination
ACCEPT all — anywhere anywhere state RELATED,ESTABLISHED

--- 中略 ---

ACCEPT udp — anywhere anywhere state NEW udp dpt:netbios-ns
ACCEPT udp — anywhere anywhere state NEW udp dpt:netbios-dgm
ACCEPT tcp — anywhere anywhere state NEW tcp dpt:netbios-ssn
ACCEPT tcp — anywhere anywhere state NEW tcp dpt:microsoft-ds
ACCEPT udp — anywhere anywhere state NEW udp dpt:netbios-ns
ACCEPT udp — anywhere anywhere state NEW udp dpt:netbios-dgm

--- 中略 ---

REJECT all — anywhere anywhere reject-with icmp-host-prohibited

Chain FORWARD (policy ACCEPT)
target prot opt source destination
REJECT all — anywhere anywhere reject-with icmp-host-prohibited

Chain OUTPUT (policy ACCEPT)
target prot opt source destination

てな感じ。

gnomeからのsamba設定

Fedora10でgnome上から簡単にsambaの設定を行ってみた。その時の備忘録。 この設定は、Windowsマシンから自由にアクセス可能な設定なので、家庭内LAN等のセキュリティ上問題がない場合にのみ使用可能。 1 … “gnomeからのsamba設定” の続きを読む

Fedora10でgnome上から簡単にsambaの設定を行ってみた。その時の備忘録。
この設定は、Windowsマシンから自由にアクセス可能な設定なので、家庭内LAN等のセキュリティ上問題がない場合にのみ使用可能。

1.gnomeのメニューのシステムから管理、Sambaを選ぶ。

2.sambaサーバの設定が起動する。まず、「共有の追加」ボタンをクリックします。

3.「Samba共有を編集」ダイアログが表示されるので、その「基本」タブで、ディレクトリを設定します。sambaで共有するディレクトリは前もって作っておくか、自分のユーザディレクトリを設定する。ディレクトリには、読み書き可能なようにパーミッションを設定しておく。
「共有名」・「記述」も必要に応じて書いておく。
「書き込み可能」・「可視」にチェックを入れておく。(LANのどこからでもアクセスOKなようにするため)
設定が終わったら「OK」ボタンをクリックする。

4.次に「アクセス」タブをクリックして、「誰でもアクセスを許可する」にチェックを入れる。
\r\n設定が終わったら「OK」ボタンをクリックする。

5.次に「プレファレンス」メニューから「サーバー設定」を選択

6.サーバー設定の「基本」タブで「ワークグループ」と「記述」を設定。記述に記入した文字が、Windows側のネットワークに表示される。設定したら「OK」ボタンをクリック。

7.次に「セキュリティ」タブで、「認証モード」を「共有」に設定。「ゲストアカウント」をLinuxのユーザに設定。設定したら「OK」ボタンをクリック。

※コマンド派の方へ上記設定で、samba.confがどう作られたか....。

[global]
workgroup = xxxx
server string = xxxxxxxxxxxx
; netbios name = MYSERVER
; interfaces = lo eth0 192.168.12.2/24 192.168.13.2/24
; hosts allow = 127. 192.168.12. 192.168.13.

[samba]
path = /home/xxxx/xxxx
writeable = yes
; browseable = yes
guest ok = yes

netbios name はコメントのまま、LAN内に98系のOSがいる場合は設定が必要かも。
browseable = yes がコメントになっている。可視にチェックを入れたときできて、ゲストをOKにしたときにコメントになったのかなあ。
それから、ファイアウォールが稼動しているときは当然穴を開けなければならない。

RSS
Follow by Email