NAS再々構築-2

HDDの構成を500GBx2、2TBx2に変更。OSの再インスト、samba設定。無事稼働。NAS製プライベートクラウド完成!!

HDD取付状況
今回追加した500GBのHDD
CPUはPentium G630T
4.9TBの容量を確保
2TBHDDには不良セクターが40-50個ほどある。

他PC(Win10マシン)よりは、samba用に割り当てたID、パスワードでログイン。ネットワークドライブを割り当てなおした。

HDDの概要
TOSHIBA DT01ACA050 500GB JUL-2014
HITACHI HDS721050CLA362 500GB JUL-2010
HITACHI HDS722020ALA330 2TB FEB-2010
Seagate ST2000DL003 2TB 2011/7
一番新しくて、5年もの?!。そろそろ壊れてもいいころ。古い奴は9年物。良く動いている。古い2TBのHDDはペンディングセクタが40ー50と出ているがまだ使えている。使用可能とはでているが、いつまでもつかなぁ...。

OSのインストールやsambaの設定等、詳しい内容はそのうちに。

AX/57Aのルータでsamba

■sambaの稼働 AX/57Aのルータ化も一段落、一応順調に稼働している。AX/57AのHDDは320GBの容量なので、200GB程度余っている。このまま稼働させても、特にそのままの容量が余ったままなので、ちょっともっ … “AX/57Aのルータでsamba” の続きを読む

■sambaの稼働

AX/57Aのルータ化も一段落、一応順調に稼働している。AX/57AのHDDは320GBの容量なので、200GB程度余っている。このまま稼働させても、特にそのままの容量が余ったままなので、ちょっともったいないので、sambaを稼働させた。NASと両方の保存で重要ファイルの完璧保護。あまりでかいファイルは置けないが、ちょっとした小物の置き場には便利かと。100GB程度はつかっても問題ないだろう。最近はクラウドも課金が普通になってきたので、100GBと言えども、クラウドを借りると100~200円/月位はかかるので馬鹿にできない。

まずは、yumでインストール

# yum install samba

そして、つぎにsamba用ディレクトリを作成する。チェンジオーナーでディレクトリのオーナーをノーボディにしておく。

# mkdir /home/samba
# chown nobody:nobody /home/samba

次は、sambaの設定ファイル、smb.confをいじる。

# vi /etc/samba/smb.conf
[global]

# Linux側日本語文字コードとWindows側日本語文字コードの設定
unix charset = UTF-8
dos charset = CP932

# Windowsのワークグループの設定と、Windows側からの表示名の設定
workgroup = xxxx
server string = Samba Server Version %v

netbios name = LinuxSamba

# LAN内部からのみアクセスできるように
hosts allow = 192.168.1. 127.

# Public公開の設定

[public]
comment = Public Stuff
path = /home/samba
public = yes
writable = yes
only guest = yes

終わったら、起動テスト。問題ないようだったら、起動時に自動起動するようchkconfigで設定。smbとnmbの2つあるので、注意!!

# /etc/rc.d/init.d/smb start
SMB サービスを起動中:     [ OK ]
# /etc/rc.d/init.d/nmb start
NMB サービスを起動中:     [ OK ]
# chkconfig smb on
# chkconfig nmb on
# chkconfig –list smb
smb 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off
# chkconfig –list nmb
nmb 0:off 1:off 2:on 3:on 4:on 5:on 6:off

SELinuxが動いていると、sambaの共有領域へWindows側からアクセスできないので、SELinuxは切っておくか、SELinuxで共有領域へのアクセスを許可しておく。

SELinuxを止めるには、

selinuxの状態を見る
# getenforce
Enforcing

稼働中なので、
selinuxの稼働停止
# setenforce 0

selinuxの状態を見る
# getenforce
Permissive

警告のみ表示のモードになった。

selinuxの設定をいじって、今後動かないようにする
# vi /etc/sysconfig/selinux

# This file controls the state of SELinux on the system.
# SELINUX= can take one of these three values:
# enforcing ? SELinux security policy is enforced.
# permissive ? SELinux prints warnings instead of enforcing.
# disabled ? No SELinux policy is loaded.
#SELINUX=enforcing
#selinux稼働停止
SELINUX=disabled
# SELINUXTYPE= can take one of three two values:
# targeted ? Targeted processes are protected,
# minimum ? Modification of targeted policy. Only selected processes are protected.
# mls ? Multi Level Security protection.
SELINUXTYPE=targeted

それか、SELinuxの管理でsamba設定をいじる。

GUIツールが入っていな場合は、
コマンドでもできる、yumではパッケージ名が違うのでちょっと注意が必要。

# yum install policycoreutils-gui

GUIを使いたくない場合、またはそもそもGUI(GNOME)が動いていない場合、boolの変更などはコマンドでもできる。サンバにユーザのホームディレクトリにアクセスできるようにするには、

# setsebool -P samba_enable_home_dirs 1

という具合にする。

NASの制作

最近NASが流行っているようなので、NASキットでもと思っていたが、よーく考えたら、省電力CPU-Pentium G630TがH67Mマザーにはまったままであったのだった。早速あまっていた2TBのHDDを2個取り付け、イ … “NASの制作” の続きを読む

最近NASが流行っているようなので、NASキットでもと思っていたが、よーく考えたら、省電力CPU-Pentium G630TがH67Mマザーにはまったままであったのだった。早速あまっていた2TBのHDDを2個取り付け、インストールを開始。

OSはCentOS7にした。

LAN内なので、SELinuxはOffにして(コマンド後述)
ファイアウォールに穴をあけ。

動作確認のためApacheを稼働。なんだかApache稼働の確認HPがとってもかっこよくなっていた。

そして、有名なファイルサーバーサンバを稼働させた。しばらくLinuxをやっていなかったので、結構設定に手間取った。しかしなんとか稼働。4TB弱の巨大?な容量のNASが完成!!。電力消費量は32W程度。なかなか優秀なのでは。

今後は、クラウド環境(OwnCloud)とかDLNAサーバとかも入れてみるかな。
ただしRAIDではないので、HDDが壊れたらそれで終わり...。まあバックアップ用にこれでしばらくいろいろやってみよう。

sambaインストール

yum -y install samba

samba用ユーザ(centos)の作成

useradd centos

samba用ユーザ(centos)にパスワードを設定

passwd centos

samba用ユーザー centos のパスワードを変更。
新しいパスワード:
新しいパスワードを再入力してください:
passwd: すべての認証トークンが正しく更新できました。

samba用ユーザ(centos)の設定

pdbedit -a centos

new password:
retype new password:
Unix username: centos
NT username:
Account Flags: [U ]
User SID: S-1-5-21-1204239262-578675828-4075209457-1000
Primary Group SID: S-1-5-21-1204239262-578675828-4075209457-513
Full Name:
Home Directory: \\localhost\centos
HomeDir Drive:
・・・ 中略 ・・・

samba用ディレクトリ作成、オーナーチェンジ

mkdir 作るディレクトリ(例 /home/samba)

chown nobody:nobody 作ったディレクトリ

viなどで、設定ファイル(smb.conf)を設定する。
設定ファイルの場所は(etc/samba)の中

Linux側日本語文字コードとWindows側日本語文字コードの設定

unix charset = UTF-8
dos charset = CP932

Windowsのワークグループの設定と、Windows側からの表示名の設定

workgroup = xxxx
server string = Samba Server Version %v

netbios name = LinuxSamba

LAN内部からのみアクセスできるように設定。IPアドレスは運用するLANに合わせてください。

hosts allow = 192.168.1. 127.

Public公開の設定

[public]
comment = Public Stuff
path = /home/samba
public = yes
writable = yes
only guest = yes

sambaの起動

systemctl start smb
systemctl start nmb

sambaの自動起動設定

systemctl enable smb
systemctl enable nmb

selinuxはLAN内なので稼働停止

setenforce 0

selinuxの設定をいじって、今後動かないようにする。viなどで設定ファイル(selinux)を設定。設定ファイルは(etc/sysconfig)の中にある。

SELINUX=disabled

Windows側からネットワークを見ると、サーバーが見えるので、samba用に作ったユーザー名とパスワードを入力して、サーバーに入る。資格情報の記憶にチェックを入れておくと、次回から入力しなくてもアクセスできる。

Bash on Ubuntu on Windows

Bash on Ubuntu on Windowsこれは、WindowsでネイティブにLinuxが走るというもの、仮想環境よりも早いらしい。しかしその名の通りGUIはなくコマンドラインのみらしい。 しかし試してみたいので … “Bash on Ubuntu on Windows” の続きを読む

Bash on Ubuntu on Windowsこれは、WindowsでネイティブにLinuxが走るというもの、仮想環境よりも早いらしい。しかしその名の通りGUIはなくコマンドラインのみらしい。
しかし試してみたいので、やってみた。動かすための設定が結構ややこしい。まず開発者モードにして、

再起動
Windowsの機能でWindows Subsystem for Linux(Bata)をインストール。

再起動
さらに管理者モードのコマンドプロンプトからbashと打つとインストールが始まる。yを押して続ける

インストールが終わると、ユーザー名とパスワードの入力になる。

一旦、exitコマンドで終了する。
すると、スタートメニューにUbuntuのマークが出て、起動できるようになる。

Ubuntuは14.04.5 LTSのようだ。

apt-get updateやapt-get upgradeなども普通にできる。

試しにApacheを入れてみたら、
sudo apt-get install apache2

なんなく動いた。
sudo service apache2 start
コマンド実行後、Windows側のブラウザーでlocalhostと打つと、Apacheの初期画面が出る。
これはなかなかよい!!これでC言語など色々いじくってみよう。PHPのテストランなどにも使えそうだ。

dhcpのインストールと設定

Linuxを入れた、東芝のDYNABOOK AX57/Aだが、調べたらdhcpが動いていなかった。なんで、dhcpのインストールと設定を行った。コマンドラインからやった。まずyumでインストール つづいて、confファイ … “dhcpのインストールと設定” の続きを読む

Linuxを入れた、東芝のDYNABOOK AX57/Aだが、調べたらdhcpが動いていなかった。なんで、dhcpのインストールと設定を行った。
コマンドラインからやった。
まずyumでインストール

つづいて、confファイルをいじる。サンプルも入っているので、それを見ながらdhcpの範囲やゲートウエイ、DNSサーバなどを設定する。

あとは、dhcpをスタートさせる。

[root@localhost centos]# systemctl start dhcpd

今後起動時に自動で走るように設定。

[root@localhost centos]# systemctl enable dhcpd

これで、Wi-FiのAP経由でスマホやタブレットを接続しても難なく接続できるようになった。

ファイヤーウォールの設定

iptablesで、特定のIPアドレスからのアクセスを拒否 iptables は、firewall です。設定を間違えると、自分すらログインできなくなってしまう可能性がありますので、まず、自分のプロバイダーのアドレス割り … “ファイヤーウォールの設定” の続きを読む

iptablesで、特定のIPアドレスからのアクセスを拒否

iptables は、firewall です。設定を間違えると、自分すらログインできなくなってしまう可能性がありますので、まず、自分のプロバイダーのアドレス割り当て範囲を確認しておきましょう。

まずは、現在の設定状況を一覧で確認

特定のIPアドレス(218.59.238.92)からのアクセスを拒否

設定確認

ゾーン指定でIPアドレス(222.186.0.0 ~ 222.186.255.255)からのアクセスを拒否

設定確認

設定の保存

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