USB DACのOSコン化その後

変更点(アッテネータ)

この前、OSコン化したUSB経由のDAC(FX-AUDIO FX-00J)だが、その後エージングが進んだからか、随分音が変わってきた。

そこで、以前はずしてしまっていたアッテネータ(FX-AUDIO- AT-02J )高精度 ラインレベル アッテネーター ユニットまた付けてみた。

 

結果

すると、こちらの方が逆にいいようだった。さらには、アッテネータのレベルも以前は-20dbにしていたが、最低の-6dbでもいいようだった。OSコン化によって余計なノイズが減ったせいだろうか。エージングは主にヘッドフォンアンプ経由でやっているが、-6dbでもガリオームが出てる8時から9時のあたりではなく11時から12時、はては3時くらいまでも使えるようになった。それだけダイナミックさがでたのだろうか。接続はこれまで通りモガミの同軸ケーブルを使っている。

今後

まだまだエージング中なので、今後どうなるかは未知数。ところで、電源に使っているUSB充電器は、やはりAnkerのものが一番良いようだ。それと、USB充電器から、自作OSコン電源クリーナを通して、USBのバスパワーの電源に送り込むにはFX-AUDIOのPGNⅡを使っているが、これも内部の電源回路をOSコン化もやってみたい。

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#FX-AUDIO-PH-A1J #FX-00J #FX-AUDIO-AT-02J #FX-AUDIO-FX-00J #PGNⅡ #OSコン #Anker

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USB DACのOSコン化

OSコン化の経緯

DigitalAmp用に使っている、USBバスパワー駆動のDAC(FX-AUDIO FX-00J)だが、以前からOSコン化しようと思っていて、のびのびになっていたので、今回やってみた。OSコン自体が指定の耐圧や容量がなかなか手に入らないので、困っていたしだい。今回「共立エレショップ」(https://eleshop.jp/shop/)で購入した。ここは意外と在庫があるようだ。

FX-00Jの外観

 

 

コンデンサーの交換

ついているコンデンサーをはんだごてを当てて取って、OSコンをはんだでつけてゆく。元からついてるコンデンサーもオーディオ用のものがついている。

使用OSコン(パナソニック インダストリー製)

1.品名:導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ(OS-CON) 25V 330μF[RoHS]
型番:25SEPF330M 1個

2.品名:導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ(OS-CON) 16V 100μF[RoHS]
型番:16SEPC100MW 2個

そもそもOSコンは三洋電機が製造していた。佐賀県の工場で作っていた。今は三洋電機はパナソニックに吸収合併されてしまった。

取付完了

 

OSコン交換結果

さて音質はどうなったか。効果は絶大!!。まだ交換したばかりで、エージングが進めばまた変わるとは思うが、とにかく音場が広がった。特に低音域の音離れが良くなっているようだった。これは早くやればよかった。

試験動作中の様子。ヘッドフォンアンプ(FX-AUDIO PH-A1J)へつないている。右下ものは、USB電源クリーナ(FX-AUDIO PGNII)これに供給する電源はUSB充電器(Anker製やサンワサプライ製など)からの5Vをこの前制作したOSコン使用の電源クリーナ(詳しくはここをhttps://www.ekbt.info/?p=17783)を通じて供給している。この、USB充電器の銘柄でも音が変わる。OSコンに改造したところAnkerのPowerPort4がいいような。サンワサプライの700-AC022だとどうも中広域が出すぎのような気がする。ここらへんもエージングが進むと変わるかもしれない。
また、USBケーブルは、エレコムのオーディオ用のもの(エレコム オーディオ用USBケーブル(USB2.0 A-USB2.0 B)/1m 1.0m ネイビー 1m DH-AB10)で接続している。

 

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#FX-AUDIO-PH-A1J #FX-00J #FX-AUDIO-FX-00J #PGNⅡ #OSコン #Anker

ヘッドフォンアンプのボリュームにガリオーム

症状

FX-AUDIO-PH-A1Jヘッドフォンアンプのボリュームにガリオームが出てしまった。ヘッドフォンの差し込み口も、回すとガリガリ音が出る。

2021年9月に購入しているので、もう2年経った。まあそろそろ色々出てきてもいい頃か。

 

対処法検討

最初ボリューム交換やヘッドフォン端子の交換を考えていたが、ちょっとまったと色々と考えてみた。
ヘッドフォン端子の交換はさておき、ボリュームは8時か9時位のところでガリオームが出る。ここら辺がいつも使うところなので。
そこでアッテネータをかませてはどうかと考えた。なので、FX-AUDIO- AT-02J 高精度 ラインレベル アッテネーター ユニットを購入した。

また、パソコンからDAC(FX-AUDIO- FX-05J)を通じヘッドフォンアンプでヘッドフォンSONY MDR-CD900STで聞いているのだが、DACとヘッドフォンアンプの間はオーディオテクニカRCAケーブルAT564A 1.5mのものでつないでいる。
これがちょっと長くPC回りで無駄な感じで、長すぎるのも音が悪くなるだろうと、短いRCAケーブルを探したところ、モガミのケーブルで30cmというのがあった。価格もそこそこなので、これに変えることにした。

 

結果 アッテネータ無が良い

さあてとつないだのだが、試しにアッテネータを外して直付けにしたところ、やはりこちらが音が良い。
アッテネータをかますといくらモガミとはいえ、RCAケーブルの接点が増えるし、ヘッドフォンアンプのボリュームは11時から1時頃あたりと抵抗値は少ないところを通っているとはいえ、やはり1段薄いベールを被ったような音になる。なので、アッテネータはやめ、ボリュームのガリオームは何度かぐりぐり回していたら出なくなってきたので、これでいくことにした。そのうちボリュームやヘッドフォン端子を交換しよう。

使用OPアンプについて

なおヘッドフォンアンプのオペアンプはテキサスのNE5532から日清紡マイクロデバイスのMUSES8820に購入直後に交換ずみ。

 

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#FX-AUDIO-PH-A1J #FX-AUDIO-AT-02J #FX-AUDIO-FX-05J #MDR-CD900ST #NE5532P #MUSES8820D #テキサスインスツルメンツ #日清紡マイクロデバイス株式会社 #PH-A1J

 

foobar2000 V2.0 64bit

foobar2000メジャーアップ

V1.6から一気にV2.0にアップ。64bit版も出た。なので遅まきながら、foobar2000のV2.0の64bit対応版を入れてみた。

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ダウンロード・インストール

foobarのHPよりダウン(https://www.foobar2000.org/download)

もうすでにV2.1が出ているが、安定版のV2.0にしておいた。ダウンするとセットアップファイルができる。

これをダブルクリックするとインストールが始まる。インストールはNextやAgreeをクリックすると普通に終了。

いざ、ハイレゾ再生

今までの設定もある程度受け継いでくれるので、Preferences->Outputを設定するだけで聞ける状態になった。Outputの項目はexclusiveの設定が選択可能になった。これはネイティブで再生可能になったということなのだろうか?

さて、肝心の音はというと、まあそれ程変わった感じはしなかった。

DSDファイル再生でトラブル発生

普通のハイレゾは再生できたが、DSDファイル再生で問題が起こった。うまく再生できない。そうだったSACDの追加コンポーネント(「foo_input_sacd」)を入れないといけないと、解凍して、ファイルをクリックすると、foobar2000が自動的に起動して「Apply」ボタンをクリックするとインストール完了。いれてみたがそれでもダメ。
色々調べてみると、どうもSOURCEFORGEのSuper Audio CD Decoder Filesにある
URL(https://sourceforge.net/projects/sacddecoder/files/)
「dsd_transcoder」もインストールする必要があるようだった。

早速ダウン

解凍するとインストーラーができるので、ダブルクリックでインストール。Windowsでの警告が出るが、「WndowsによってPCが保護されました」というメッセージが表示されるが、そのまま実行する(「詳細」をクリック)とインストーラが起動する。これはさあてまあ再生はできるようになったが、SACDの設定を見ると44.1KHzの再生となっていたので、192KHzに設定を変えたところ、ビリビリと音が混じって聞くに堪えない状態になった。

これはおかしいと、色々調べていたら、Preferences->Advanced->Playbackの項目のExclusive output overridesのHardware buffer in millisecondsの所が10になっていたので、これがおかしいと、以前普通に設定していた100にしたところ、DSDファイルも問題なく再生できるようになった。一件落着。

#foobar2000 #DSD #ハイレゾ #FLAC #SACD

USB電源クリーナの改良

改良点

この前作ったUSB電源クリーナ、オシロで見ると結構パルス性ノイズがあるので、コモンモードコイルを追加しました。

さらには出力側にもパスコンを付けたのですが、こちらは、どうも例のUSB充電器の整流リップルノイズに寄生発振するようなので、結局やめました。
ただいまエージング中ですが、前より結構音に堀の深みが増したような。ノイズが減った分そうなったのでしょうか。

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基板の様子

コモンモードコイルを入力直後に入れました。

出力側にはNFJさんのUSB POWER LOADERを使っています。セメント抵抗ははずしています。シャント抵抗で使ってみましたが、あまり音質は変わらないようなので。

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出力波形

例のUSB充電器の整流回路のリップルと思われる100~200Hzの波はありますが、パルス性ノイズは随分減りました。

回路図

これは失敗例。出力側にパスコン0.1uFを付けたところ、寄生発振が起こっていました。原因は不明。USBケーブルなどとの干渉なのかもしれません。これではダメと出力段のパスコンはとりました。

前回の出力波形の様子

改造前のオシロ波形、パルスノイズが結構あった。

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#USB #USB充電器 #noise #ノイズ #OS-CON #ノイズクリーナ #noisecleaner

USB充電器電源ノイズクリーナー制作

USB充電器のノイズとは

最近S/PDIF経由DACなど電源に5Vを使うものが増えてきた。PCからもUSBなので取れるけれども、PCはノイズの塊。そこでスマホの充電に使うUSB充電器を使うのを思いついたが。色々試してみると、USB充電器でもモノを変えると音が変わる。

ということは、USB充電器は結構ノイズが乗っているのではと考えた。

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USB充電器のノイズクリーナ

そこで、USB充電器の電源ノイズをクリーニングする物を作ってみました。
回路は単純、昔の真空管アンプのチョークトランス式整流回路と同じ感じのもの。

USBケーブルのマイクロUSB端子から電源を取って、まずコンデンサーで平滑する。このコンデンサーにはニチコンの音響用の物を使用。続いてコイルを通す。ここで高い周波数のノイズをブロック。さらに、出力側の平滑にはかの有名なOSコン(パナソニック製、導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ(OS-CON))を使ってみましたので、少しはいいかもと。

回路図

回路は、コンデンサーとコイルの組み合わせ。コイルの後のコンデンサーには電気を貯めて、供給する能力にも使うように。また入力にはパスコンで高周波ノイズをブロックするようにもしています。

 

結果

S/PDIF経由DACに接続して聞いています。

まだ、組み立てて1週間程度なので、エージングのさなかですが、確かに音は良くなった。堀が深くダイナミックさが増したような。

オシロで波形を見てみましたが、細かいノイズがまとまって100~200Hzの山なりになっているようです。

オシロの波形。左上がクリーナーを通す前、右下がクリーナ通過後

組みあがった直後

導電性高分子アルミ固体電解コンデンサ(OS-CON)についてはここをクリック(https://industrial.panasonic.com/jp/products/pt/os-con)

 
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MUSESの8820へ換装

DAC FX-05Jのオペアンプの換装

S/PDIF経由のDAC、FX-05Jのオペアンプを日清紡マイクロデバイス株式会社のMUSESの8820に換装しました。

FX-05Jの外観

日清紡マイクロデバイス株式会社のMUSES8820

オリジナル基板

元からついているのはSTMicroelectronicsのTL062で、音場の広がりやひずみ感のなさなどはいいのですが、どうもアメリカ人好みの音で、日本人にはたんぱくすぎるような感じなので、換装してみました。

換装後

換装後

まだエージング途中なので、何とも言えませんが、音場が広がりダイナミックさも増したような感じです。
今電源はスマホ充電器から取っているので、そのうち電源クリーナ―でも作ってみようと考えています。またFX-05Jの基板上の電解コンデンサーもOSコンに変えてみようと思っています。

#FX-05J #STMicroelectronics #TL062 #日清紡マイクロデバイス株式会社 #MUSES8820

安いハンディオシロ

安いハンディオシロを導入

簡単に波形モニタ出来るようにと、安いハンディオシロを導入しました。
元箱。OWON社(中国製)

ハンディオシロスコープなので、持ち運び用のバッグ付き。

プローブのほかに、サインと方形波発振回路つきなのでワニ口クリップや、普通のテスターになるので、テスター用のテスト棒がついています。

 

公正方形波

公正用の方形波の波形で、プローブの公正中。

 

実際の波形計測

さっそく100V AC電源で波形を見て見ました。

AC100Vの波形を見てみました。どうも小さなひげが出たり引っ込んだり(ノイズがある)とSIN波の波形もちょっと凸凹が、これは大電力のシステムが近所にあるようだ。太陽光発電システムの影響かな?

昔と比べると隔世の感

これは昔の古ーいブラウン管式のオシロ

このころから比べると、隔世の感がある。昔のオシロはつまみを回して色々設定を変更していた。ハンディオシロはすべてボタン操作。慣れるまでちと時間がかかりそう。

 

 

#オシロスコープ #ハンドヘルドデジタルオシロスコープ #OWON #HDS272S

ヘッドフォン新調

なぜヘッドフォンを新調したか

DACをUSB接続からS/PDIFの光ケーブル接続に変えてから、音がダイナミックさが際立ってきたせいか、どうもヘッドフォン(SONY MDR-XB600)の音が気になりだした。もう10年近く使っているものなので、結構くたびれてへたってきているのだろう。

以前のヘッドフォンMDR-XB600はもう10年近く使っていた。

新しいヘッドフォンの選択

ハイレゾのダイナミックさにも耐えられ、長く使えるものをと、よくミュージシャンがスタジオで使っている、MDR-CD900STにした。

新調したヘッドフォンSONY MDR-CD900ST

すると格段に音が違い、今まで聞こえなかった音(楽器の音)も聞こえるようになった。逆に、DACやヘッドフォンアンプの音に大きい音で音の崩れが気になるようになった。

DACやヘッドフォンアンプのオペアンプ交換

そこで、S/PDIFの光ケーブル入力のDAC(FX-05J)とヘッドフォンアンプ(PH-A1J)のオペアンプを交換してみることにした。DAC(FX-05J)は、日清紡マイクロデバイス株式会社のMUSES8820Dへ

またヘッドフォンアンプ(PH-A1J)の方は、MUSES8820Dにしていたが、あまりにダイナミックなので、もともとついていたガツンとくるが平坦に広がる感じのTexas Instruments NE5532P にもどしてみた。結果はピンポンだった。まだまだエージング中だが、大きい音での音の崩れは気にならなくなったようで、音の広がりもあるアメリカンサウンドになった。ヘッドフォンアンプ(PH-A1J)にはこのNE5532が正解なのかもしれない。

ヘッドフォンアンプ(PH-A1J)にはTexas InstrumentsのNE5532P

ヘッドフォンアンプ(PH-A1J)の外見

S/PDIFの光ケーブル入力のDAC(FX-05J)の外見

 

#PH-A1J  #FX-05J  #SONY  #MDR-CD900ST  #MDR-XB600  #NE5532P #TexasInstruments #TI #MUSES8820D #日清紡マイクロデバイス株式会社 #日清紡

SPDIFのDAC用電源制作

SPDIFのDAC用電源制作

SPDIFのDAC、電源はスマホ充電用のUSB電源を使っている。これ色々変えると音も変わる。一番いいものにつないでいたが、電源もパワーアップしようと、コモンモードフィルターや、音響用コンデンサー、コイルによるインダクタンスフィルターなどを付けてみた。

音質はどう

するとまた音が一段と良くなった。この前オペアンプを交換してドンシャリになっていたが、だんだんエージングが進んで、滑らかでナチュラルになってきていたところ、今回電源をパワーアップしたことで益々滑らかでナチュラルでダイナミックな感じなってきた。
YMOなど録音が古いのでちゃっちい音と思っていたらまさかの深みが出て、どんなものもなかなか良い感じの音になってきた。

使ったパーツ

抵抗器 5A USB POWER LOADER

USBプラグが必要だったので、基板もついて色々できそうだったので、これを使った。評価用についている5Wのセメント抵抗はとってしまい、そこから電源線を引き出した。

FX-AUDIO Petit Susie DC電源ノイズクリーナー・ノイズフィルター

コモンモードノイズフィルターと音響用電解コンデンサー

#SPDIF #DAC #SPDIFDAC #FX-AUDIO #NFJ

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