メールサーバの構築その1
○下準備
1.エイリアスを確認
メールサーバはたいていの場合、Linuxインストール時に自動的にインストールされ、動いているはず。VineLinuxの場合postfixが動いている。
また、メールアドレスもすでにいくつかは設定され、メール転送のためのエイリアスも設定されているはずのなので、これを確認。
rootへのメールをいつもログインするユーザに転送できるようにしておく。
HPなどで良く見かけるwebmaster・MAILER-DAEMONなどはすでに作られており、rootへ転送されるようになっている。
vi等で設定ファイルを編集する。
設定ファイルのありかは etcの中のpostfixの中aliases
以下の部分で rootへのメールをいつものユーザに転送
root: user1
2.次に、postfixの設定ファイルmain.cfを編集していきます。
vi等で、etc内のpostfix内main.cfを編集
まず、ホストネームの設定。取得したドメインネームを設定します。(ドメイン名は:xxxx.yyyy.netとすると)
myhostname = xxxx.yyyy.net
mydomain = xxxx.yyyy.net
myorigin = $myhostname
メールの受信範囲はすべてのホストから
inet_interfaces = all
メールを最終的に受信するドメイン名
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain $mydomain
存在しないアドレスにはエラーコードを返すように設定
unknown_local_recipient_reject_code = 550
LANのネットワーク設定 LANの環境に合わせて設定してください
mynetworks = 192.168.0.0/24, 127.0.0.0/8
POPサーバーとしてCourier-IMAPを使うので、メールボックスの形式をMaildir/にする。
home_mailbox = Maildir/
ここまでの編集を終えたら、main.cfを保存して、Postfixを再起動(/etc/rc.d/init.d/postfix restart)する。
これでメールを送受信できるようになっているはず。
ルータのTCP 25番へのリクエストをサーバーへ中継するように設定しておく。