時速200km以上で走る新幹線は、日本が最先端と思いがちだが、世界各地には、各国色々な新幹線がある。
まずは、日本以外で代表格なのがフランスTGV。昨年4月3日574.8kmの速度記録も出した。製造はアルストーム。
https://youtu.be/8skXT5NQzCg
この、速度記録樹立は、建設中だった東部ヨーロッパ路線で行われた。この開通によりパリとEUの議会本部があるストラスブールがTGVで結ばれた。営業最高速度は安全性のため300kmに抑えられている。
ユーロスター(パリーロンドン)
イギリス側、ユーロトンネルまでは、第三軌条集電なので、パンタグラフは降ろして走ていた。2007年11月に、イギリスの高速新線HS1 (CTRL) が出来。全線300km運転に対応。
車社会のアメリカでも、長距離列車アムトラックを抜くアメリカ版新幹線アセラエクスプレス。他国では見れないシーン。製造はフランスアルストームとカナダボンバルディア。
Acela Express は、Northeast Corridor と呼ばれる、アメリカ大陸東海岸のBoston – New York – Philadelphia – Washington, DC を走っている。普通今までは、航空機を使うのが当たり前だったが、2001.9.11の例のテロ事件より、航空機を使わない人も出てきて、近年は、アメリカ航空業界の色々の事情のため発着の時間の遅れや欠航が問題になり、鉄道が少しは脚光をあびつつはあるようだ。
こちらは、ドイツの新幹線ICE。ドイツらしく質実剛健!!。製造はシーメンス。
ドイツと言えば、ロマンチック街道。古城をICEを乗り継ぎながら回るのもいいかもしれない。
スペインも鉄道では、TALGO・ペンドラなど昔から色々技術を開発している。新幹線はAVEという名前。
マドリッドーバルセロナ(2008年2月20日開通)
マドリード・バルセロナ間では高速新線と従来の広軌路線をまたいで高速鉄道の電車では世界初の軌間可変電車Alviaが運行。
マドリッドーセビリア(1992年4月21日開通、標準軌)
各国乗り比べると楽しそう。