SHURE M97xE

掘り出し物のM44GとM97XE

倉庫にあったShure純正のフォノカートリッジM44GとM97XEこれは、掘り出し物と思い、完実電気オンラインショップで早速購入と。

注文-到着

SHURE M44Gもとも思ったが、あまり欲をだしてもと、SHURE M97xEのみ注文。

開封

数日で届き速開封。10年以上は倉庫で眠っていたのでしょうか。状態はいいようです。完実電気のシールが貼ってあります。

どうもドイツの倉庫にあったような・・・これがあるということは、C国のコピー品などではないようで・・・

綺麗なケースに入っています。

カートリッジ以外にも、取付ねじや刷毛工具などが同梱。

オーバーハング調整用シートも付属。

なつかしい正面

端子の金メッキの状態もまあまあなようです。

調整作業

長い間の倉庫暮らしでスタイラスの支持部等が硬くなっていそうなので。慣らし運転エージングが必要かと・・・

SHURE M97xE のヘッドシェル取付、トーンアーム取付、オーバーハング調整、針圧調整、音出しまでたどり着きました。

針圧は一応標準の1.25gです。ただヘッドシェルがオーディオテクニカのマグネシウムのやつにしたところ、取付ねじの長さが長すぎて余ってしまい、仮ワッシャーをかましての仮取り付けになってしまいました。ヘッドシェルを変えるかきちんとしたワッシャーをかますなり、ここはなんとかしないといけないと思います。
さて、音はというと意外と問題はないようです。最初は片チャンネル音が出ないとかだったらどうしようとか思ってましたが、ちゃんと音はでました。最初はちょっとガジガジの感じの音でしたが、次第にあのSHUREの音、滑らかでスムースで柔らかく人によっては色気のあるとかいう音になってきました。2-3枚のレコードを聴いているところで音が滑らかになってきたので、意外と長期倉庫保管は影響なかったようです。V15Ⅲはもう少しつっこみがあったような記憶ですが、V15Ⅳになってからはこんな感じになったような記憶が・・・。今まで聞いていたEmpier4000DⅢよりかはずっとダイナミックな感じです。まあ1か月ほどはエージングはしないとと考えています。完実ではそのうち売り切れになるのでしょうが、あとM44Gも欲しいかな・・・在庫の具合は下記リンクから。
まあ、交換針はJICO(ジコー)が出しているようなので、そちらでと思っています。JICOの針にはSAS(柴田針)仕様もあるようなので、それも試してみようと思っております。

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オーバーハングの調整

アナログレコードを久しぶりに聞いているのだが、どうもレコード盤の内周あたりで音がビビるのでへんだなぁと思い、色々調整することにした。昔アナログレコードプレーヤを復活させた時は冬だったので、最近の暑さのせいで調整が狂ったのかもしれないと思った次第。特に、オーバーハングは以前は簡易的に調整していたので、今回はゲージを手作りして、調整してみた。使用カートリッジはSONY XL-15。

ネットでオーバーハングについて色々調べてみると、厚紙にミリ単位の線を描いたり、方眼紙を使ったりされているようだったが、面倒くさいので、直定規をそのまま使うことにいた。スマホの保護シールが入っていた箱の厚紙を使い、丁度穴が開いているところに、ターンテーブルのセンタスピンドルを入れるようにして、そこから測れるように直定規を固定した。オーバーハングを測る場所は諸説あるようだが、6cmと12cmの所で測ることにした。

しかし、困ったことが分かった。ヘッドシェルがAudioTechnicaのMG10を使っているのだが、これは固定用のビスがねじ穴の開いている位置で段階的にしか決められない。ピッタリのねじ穴がないのだ。仕方がないので、より近いねじ穴で固定した。もっときっちり合わせたかったら、無段階に調整できるヘッドシェルを導入しないといけない。今、エンパイヤの4000D/IIIにつけているヘッドシェルは無段階にできるので、これと交換してみるかな。

冨田勲

この前からレコードを聴いているのだが、デジタルアンプとは応急で古いピンコネクタを使っていた。これが接触が悪く、時々片チャンネル音がでなくなったりしていた。さすがに音にも影響があろうかと、接続用にRCAのピンコードとRCA … “冨田勲” の続きを読む

この前からレコードを聴いているのだが、デジタルアンプとは応急で古いピンコネクタを使っていた。これが接触が悪く、時々片チャンネル音がでなくなったりしていた。さすがに音にも影響があろうかと、接続用にRCAのピンコードとRCAピンコネクタを購入。

すると、またまた音がよくなった。細かい音が聞こえるようになったようだ。いままで聞いていなかった、「冨田勲 月の光〜ドビュッシーによるメルヘンの世界」を聞いた。これはシンセ(MOOGⅢ)の音なのであまり期待していなかったが、結構よい音、デジタルっぽくない。これは驚き、当時シンセでこれだけアナログな音を出していたとは。当時もあまり気づかなかった。

しかし、結構古いレコードなので、例のプチプチ・ピチピチ音が...。仕方のないところ。そこで、デジタル配信でハイレゾ音源はないかと調べてみたら、それはなかった。ううむ残念。しかし、SACDはあったが、プレーヤがないし。その他で手に入って聞けるのはCDかMP3。

そのうち、手にいれて自前でハイレゾ化してみるかな。どれほど原音に近づけるかわからないが...。


たまにはいい音が...

LPレコードが聞けるようになって、色々聞いてみている。しかし大半は最近のハイレゾ音源の方が音がいい。(あたりまえか)しかし、たまには古いけれども、アナログ録音らしい結構いい音のするレコードがある。 そういった2枚。 1枚 … “たまにはいい音が...” の続きを読む

LPレコードが聞けるようになって、色々聞いてみている。しかし大半は最近のハイレゾ音源の方が音がいい。(あたりまえか)しかし、たまには古いけれども、アナログ録音らしい結構いい音のするレコードがある。
そういった2枚。
1枚目 - 松下電器の販売店用販促レコード。Technicsの4chステレオの販促用で音は当時のできる限りのことをやっているようだ。城達也ナレーションではじまり、特にA面2曲目の「ある愛の詩」とB面5曲目の「遥かなる影」がいい。両方ともライブ録音で、特にB面5曲目は布施明のコンサートライブの1曲、場所は日生劇場(いまはもうない)布施の声が若い。

2枚目 - 当時はやっていたダイレクトカッティングレコード(テープ録音せず、マイクからミキサーを通してから直接レコード製造のカッティングレースを接続すること)ハリウッドの録音スタジオにカッティングレースを持ち込んでやったらしい。ジャズ演奏でどの曲も素晴らしい演奏と音。

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