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以前、最近読んでいる本で、アガサクリスティーのことを書いたのだが、最近はハリーポッターが色々と騒がしている。あんまり魔法とか御伽噺などはすきでもないが、昔環が読んでいたHARRY POTTER and the Philosopher’s Stone(日本語版では賢者の石・・・うーむなかなかの訳)があるので、ちょっと読んでみた。読んで驚いた。
どの本も書き出しというのは、読者を引き付けるため色々と工夫を凝らして書いてあるのは分かるが、
~~~略~~~ they were perfectly normal, thank you very much. ~~~略~~~
と来たもんだ。読んだ瞬間「は?」と絶句してしまった。thank you very much ・・・・ 何が?!
でも、読み進めるうちに分かってきた。で、訳はどんなんだろうと調べたら、松岡さんの訳は「ども、ありがと」かそのような訳だった。これまた「は?!」だった。原文そのまんま、ぜんぜん違う雰囲気が伝わってない。
訳する人は、どう考えて訳すのだろう。コンなんで良ければ僕でもできるぞー、というかもっとよく訳せそう。
アガサクリスティもEvil Under the Sunの訳本がきたので、比べながら、読んでいるが、訳がぜんぜん違う。こんなにかえていいのかぁ。せっかく分からん単語の勉強にと買ったのに余り役立たない。
ということは、訳を読んでいる人は、相当損していることになるということか。やはり原文で読まないとだめだなあ、しかし、読めない言葉はだれか訳してくれているものを読まないといけないので、まあ仕方がないか。
ところで、環に賢者の石の感想を聞いたら、やはり、現実的な本がいいという話だった。確かに、訳すにしても、魔術の呪文や場所の呼び名など、現実に無い言葉の訳はどのように判断するのだろう。原作者のJ.K.Rowlingに直接聞いたりするのだろうか。
アガサクリスティのいたっては、聞こうにももう原作者本人は亡くなっている。