フォノイコライザーの改造

レコードを聴く

最近レコードを聴くことが多くなった。そこでよからぬ事を思いついてしまった。レコードの音源と、ハイレゾ音源とを同じ曲で比べてみようと。
当然やる前の予想はハイレゾ音源がいい音のはずだった。

ところが

やってみたところ、なんとレコードの音源の音の方がいい音がするではないか。へんだぞそんなわけはない。だがまてよ、曲自体は50年程前のもので、当時録音されて新鮮な時にカッティングされレコードにされたのだろう。そのまま新鮮さをたもってレコードはパックされているのか。ハイレゾ音源はきっと最近古いテープを古いテープレコーダで再生してハイレゾ化したのだろう。古いテープもでどこがどこかも分からず音も劣化したものを使っているかもしれない。とするとレコードの方が音がいいというのも甚だおかしいわけでもないような。

もっと良い音レコードを聴きたい

そこで、再生につかっているAT-PEQ3を改造してもっと良い音で聞きたくなった。

AT-PEQ3の外見

 

AT-PEQ3内部

中を開けてみるとOPAMPはJRC5532だ。決して悪いものでもない昔オリジナルのNE5534でEQAmpを作ったこともあった。

改造前の様子。

 

コンデンサーは安物揃い。まあ定価が8,800円なので当たり前か。

OPAMP最新のMUSESに交換しよう。

コンデンサーもAT-PEQ3を購入してからもう6年程経っているので劣化もしているかもしれないし、使われているコンデンサーは汎用品ばかりのようなので、電源系はパナソニックOSコンとニチコンのオーディオ用に、OPAMPの入り口と出口のコンデンサーはWIMAのフイルムコンデンサーに変えてみた。

改造途中の様子。OPAMPは直付けだったが、金メッキソケットに変えて、交換して楽しめるようにしておいた。

 

改造後

コンデンサーはニチコンオーディオ用ミューズ、パナソニックOSコン等に交換。OPAMPは日清紡マイクロデバイスのMUSES8920に交換。

 

結果は素晴らしい。ナチュラルでダイナミック。まだ交換してから数日なので、エージングが今まさに進んでしるようで、毎日音が変わってきている。今後が益々楽しみになった。レコードも捨てたもんじゃない。ちょっとばりばりパチパチが気になるけれども。カートリッジも今使っているEMPIRE 4000D/Ⅲが変え針もあるようなので、交換してみよう。それと最新のカートリッジも導入してみようか。

EMPIRE 4000D/Ⅲ

 

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