α用の超望遠レンズで、昔Minolta時代に発売されていたレンズを当時(1999年3月時点)カタログで調べてみた。
以前は、鳥には興味はなく風景・ポートレート・鉄道・スナップなどしか撮っていなかったので、超望遠レンズは無用の長物という感じが強かった。値段も高いので買えないというのもあるが....
このレンズは超望遠とは言えないかもしれないが、通常の望遠レンズで、テレコン対応マークがないが、むりやり付ければ400mmF5.6となかなかの物となる。
現行では70mmからに改良され、テレコンにも対応している。MTF曲線も200mm側は改善されているようだ。価格も1.8倍になっている。まあ当時の物価から比べると、色々な材料の価格も上がっているので、いたし方のないところか。
当時は、このレンズから、純正テレコン対応が謳われていて本当の意味の超望遠の仲間という感じだ。現行ではラインナップには存在していない。価格は当時14万円と安く、重量も800g程度と軽く、テレコンと組み合わせて手軽に超望遠の世界が楽しめた。
このレンズは、現行でも同焦点距離のレンズとして存在しているが、現行品は色々改良されているようだ。また現行では受注生産になっており、価格も、1.6倍になっている。テレコンを使えば、600mmF5.6となり、立派な超望遠レンズとなる。現行品では、この焦点距離が最長となる。
これ以降は、現行のラインアップから完全にはずれているレンズだ。このレンズは300mmの廉価版という色彩が強い。価格も145,000円と抑えられていた。しかし、テレコンとの併用で、暗いF値ながら600mmF8という超望遠レンズとなる。重量も1.4kgと軽いのも利点かも。ただF8を超えるので2Xテレコン使用時はマニュアルフォーカスとなる。
このレンズは400mmなのだが、F値が4.5と若干暗い。しかし価格も25万と抑えられていて、重量も1.9kgと2kを切っていて移動しながらの撮影に良いのでは。しかもテレコンで800mmの超望遠にもなる。
当時MINOLTAでは最長の焦点距離を誇ったレンズだ。テレコンを使えば1200mmF8、840mmF5.6としてオートフォーカス撮影も可となる。価格も当時100万となっていた。
今後SONYαでも、フラグシップ機と時期を同じくして復活するのではとも考えている。重さもすごい5.5Kg、レンズ径は16cmもある。当時これは天体写真用にも使えるとのことで、天体写真マニアでは所有していた人もいたように記憶している。当然天体望遠鏡としても使える性能だ。