レンズの解像感

α65を使っていると、なにしろ高画質(2500万画素)なので、レンズの解像度の違いが良く分かる。昔α300の頃は、どのレンズでもよく写っているような感じがしていたが、これは解像度が低かった(1000万画素)からなのだろう … “レンズの解像感” の続きを読む

α65を使っていると、なにしろ高画質(2500万画素)なので、レンズの解像度の違いが良く分かる。昔α300の頃は、どのレンズでもよく写っているような感じがしていたが、これは解像度が低かった(1000万画素)からなのだろう。
世の中にはもっと高画質のカメラも存在するので、そういう機種ではレンズの選択が難しそうだ。
今持っているレンズで一番解像度がよさそうなレンズは、DT 35mm F1.8 SAM だ。単焦点入門用のレンズという位置づけのようで、ちょうど昔のフイルムカメラでは標準レンズといわれていたものに相当する。

また、あまりよくないなあと感じているのは、DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM だ。こちらはα55発表時にレンズキットとして付属するレンズというものだった。しかし円形絞りを採用している。また軽量コンパクトなので、僕は良く使っている。

さっそく画質の比較だ。35mmの単焦点レンズを2.8までちょっと絞って撮影した画像の中心部(上)と18-55mmの55mm端で解放から1段8に絞った画像の中心部(下)を比べてみた。

結果は、よーくみないと分からない位。18-55mmの方が光る水玉の周りに薄くハロがでている。その分画質がソフトになる感じだ。このレンズではどの焦点距離でもこの像の周りの流れる感じのハロがでる。18mmに近い方がひどいようだ。しかしこのソフトになる感じは欠点にもなるが、ポートレートなどわざとソフトな画質に仕上げたいときなど、絞りを解放で撮ってわざとこのソフトになるボケを使って美肌効果を出すということもできる。レンズで出す美肌モードだ。円形絞りを採用していることなど考えると、これはもともと記念写真とかを撮る時に、人物がこの美肌効果で写るようもともと設計したのかもしれない。レンズキットとして付属しているレンズははこのような写り方がいいのかもしれないので、一概に18-55mmはピントの甘い悪いレンズと決めつけるわけにもいかないようだ。特に軽量コンパクトで標準ズームとして使えるので、今後も常用レンズになりそうだ。

 

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